030824
幸せな人生VI
あなた方が私から学び、受け、聞き、また見たことを 実行しなさい。そうすれば、 平和の神があなた方と共にいてくださいます。ピリピ４：９
前回幸せな人生を送るためには、人間関係それも最も近い関係を良くする努力が 必要だと書きました。特に夫婦の関係、親子の関係を良いものに築き上げることが 重要な要素なのです。
私は昔NHKで放映されていた「大草原の小さな家」が大好きで、放映されるたびにビデオに とって、家族で見ていました。彼らは決してリッチなわけではなく、また楽して楽しく 生活できるわけでもありません。貧しい中、家族が助け合って、支え合って必死で 生きています。
しかし、そこに幸せを見るのです。それは幸せな家庭の条件、愛されているお母さん、 尊敬されているお父さんの存在、また貧しい中でも一つになって支えあう家族の存在が あるからだと思います。
特に子供達の幸せにとって、尊敬できるお父さんの存在は重要です。子供達に問題が 起きると、必ずおと〜さ〜んとお父さんの元に走ります。父さんに絶対的な信頼を おいている子供達は自分で心配したり、悩んだりする必要はありません。お父さんが 必ず解決してくれると確信しているからです。
あの子供達のように絶対的な信頼をおける存在が、私たちにあったら、私たちの平安は 奪われることはありません。どのような状況下にあっても幸せな人生を送る為には、 変わることのない平安を得る必要があります。幸せのベースとなるものは変わることの ない平安なのです。平安が奪われる時、不安、恐れ、思い煩い等が心を支配し、 環境がどんなに満たされていても、幸せを感じられなくなります。私たちに絶対的な 信頼をおける存在がないところで幸せを持続することは非常に困難です。
しかし、私を愛し、私のことを心配していつも見守っていてくれ、そしてどんな困難な 状況に遭遇しても、必ず助けてくれる、力あるお方がもしおられたら、その時初めて 私たちは真に変わらない幸せな人生を送る事が可能になるのでしょう。
私は３０歳の時、そのお方を見出しました。それからの私の人生は１８０度変わりました。 毎日が喜びの人生に変わりました。環境や状況に関係なく、喜びが心にあるという経験を しました。それは、天地万物を創られ、全てを支配しておられる主権者なる神の存在を 知ったからです。それまでは、神様は存在しないと思っていました。宗教は弱い力のない 人達がかってに作り出した架空の存在だと思っていました。
しかし、聖書を読み、絶対者なるおかたがおられることを確信できました。そして、 私たちがそのお方を信じないで、自分の小さな能力に頼って、かってに生きていることが、 私たちを不安や悩みや思いわずらいの中に沈めて不幸にしてしまっていることを 知ったのです。
神様はそんな私たちを愛し、私たちが変わることのない平安を持って過ごせるように、 聖書を通して私達に語りかけてくださいました。
私たちが問題を抱えて苦しんでいる時、自分でその問題を解決しようとあがくことを しないで、主権者なる神様を信じて祈る時、生きて働いておられる神様は、 必ず救いの御手を伸べてくださり、解決の道を開いてくださいます。私たちは最初から そのように創られていたのです。
何事も思い煩わないで、あらゆる場合に、 感謝を持って捧げる祈りと願いによって、 あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人の全ての考えに勝る 神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。 ピリピ４：６〜７
私の魂は黙って、ただ神を待ち望む。 私の望みは神から来るからだ。神こそ、我が岩。 我が救い。我がやぐら。私はゆるがされることはない。私の救いと、私の栄光は、 神にかかっている。私の力と岩と避け所は、神のうちにある。民よ。どんな時にも、 神に信頼せよ。あなたがたの心を神の御前に注ぎ出せ。神は我らの避けどころである。 詩篇６２：５〜８
あなたも一度信頼してあなたの創り主なる神に祈って見てください。神の愛を体験する ことができるでしょう。しかし、あなたの平安を持続する為には、神様との正しい関係に 入る必要があります。どうぞ、近くの教会をお尋ねください。 あなたが真に幸せな人生に 入られることを心からお祈りします。