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100711

今、苦しんでおられる方に

牧師である父ほど上手い文章はまだまだ書けませんが、拙い自分の文章を読んでくださる方もおられるようなので、今回も喜んで書かせて頂きたいと思います。

今回は、何を書こうか迷っていたのですが、今、自分が感じていることを書く方が伝わる気がするので、この題材にしました。

人間は不思議なほどに、誰でも必ず不幸の道を通ります。たまにクリスチャンでも、「神様がおられるのになんでこんなことが起きるんだ!!」という方がいます。 皆さんはそういう方がいると、自分の知っている言葉で励まそうとするでしょう。

しかし、完全な答えを知っている人はそうはいませんし、いざ自分も同じような苦しみの中に入ったら、同じことを叫んでしまうものです。

そういう苦しみの中にある人の励ましの要素として、「歌」というものがあります。自分はよく賛美で励まされたりします。Nothing is Impossible「主に不可能は ない」(By Planetshakers)とか、God Of My Forever「私の永遠を守られる神」(By CHC)とか。日本語でも、岩渕まことさんの「主の前にひざまずき」とか、魂歌の 「その日全世界が」なども、涙を流しながらよく歌います。

最近、懐かしのアテネオリンピック時の応援歌としてよく流れていた「栄光の架橋」を聞いたんですが、とてもいい曲で励まされました。

誰にも見せない泪(なみだ)があった 人知れず流した泪があった

決して平らな道ではなかった けれど確かに歩んで来た道だ

あの時想い描いた 夢の途中に今も

何度も何度も あきらめかけた夢の途中

いくつもの日々を越えて 辿り着いた今がある

だからもう迷わずに進めばいい 栄光の架橋へと…

自分もまだ年若い青二才ですが、一人で悩み泣いたことが何度もありました。そして、自分の夢を何度も何度もあきらめかけました。でも、この歌聴くと励まされる のです。「迷わずに進めばいい」って。

そして、聖書のみ言葉にも、私たちを励まし力づける歌が沢山あります。

私が、神に呼ばわると、主は私を救ってくださる。夕、朝、真昼、私は嘆き、うめく。すると、主は私の声を聞いてくださる。主は、 私のたましいを、敵の挑戦から、平和のうちに贖い出してくださる。詩篇55:16〜18

誰にも見せない涙、でも、その涙、その声を聞き、平和の内に助けて下さる方がおられます。

あなたの重荷を主にゆだねよ。主は、あなたのことを心配してくださる。主は決して、正しい者がゆるがされるようにはなさらない。 詩篇55:22

夢に向かって歩んでいても、挫折してしまう。諦めかける。でも、そういう時、主なる神は決してその夢が、私たちが、ゆるがされて消えてしまうようにはなさら ない方です。

今も試練の中にあり、苦しんでいる方が多くいらっしゃると思います。そういう方が愛の神にあって自信を持って生きていけるように、こころから望んでいます。


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