100704
お嫁さんの日(7月第2日曜日)
昨年1月、二男が多くの方々の温かい祝福を受けて、結婚式を挙げました。二人の出会いは、神様が出合わせてくださったとしか思えないようなドラマチックで、 とてもロマンチックなものでした。
息子は東京に在住しておりますので、帰省後は当然いつも東京行の飛行機に乗って帰るのですが、その時は大阪にいる高校時代の友人に会うために大阪行きの飛行機に 乗りました。
一方、お嫁さんになられた方は大阪の病院に看護師として働いておられた方で、鹿児島への帰省後、大阪に帰るために同じ飛行機に搭乗して来られ、二人は隣同士の 席に座ることになりました。
飛行機を降りてから息子が彼女に予約していたホテルがどの辺にあるのか尋ねたら、彼女は心配げな息子と一緒にタクシーに乗って連れて行ってくれたそうですが、 どうも違ったところに案内したようで、それから二人でぐるぐる探し回ったということでした。
その後、このことがきっかけとなり、二人は携帯電話で連絡を取り合うようになって、結婚まで発展したということが真相です。
そのことをお話しすると、皆さん決まって、「ドラマのようですね。」「そんなことがあるんですね。」「ロマンチックですね。」「私も希望を持とう。」等の反応が 返ってきます。
さて今年、私たち夫婦が霧島市の福山小学校での講演会の帰りに、霧島市のお嫁さんのご実家に寄らせていただき、お父様、お母様と楽しい歓談の時を持たせて いただきましたが、その時、先のお話をしましたら、「いつもは朝早くか、夜遅くの便を利用するのですよ。娘が昼間の便に乗ると言うことは極めて珍しいこと だったんです。それに娘は飛行場と寮と病院への道ぐらいしか知らなかったでしょうから…」と言っておられました。
また、私が「結婚後お嬢さんと電話でお話しした時のこと、娘さんが『Mさんは何でも美味しい美味しいと言って全部食べてくれるんです。』と言ったので、私が 『Mは貧しく育ったので、何でも食べると思います。』と答えたのですが、後で『あなたの料理がお上手だから美味しいんでしょうね。』って言えば良かった のになぁ。」と言って、4人で笑いました。
お母様によると、「娘はお料理が好きでお昼の弁当も自分で作って行って、周りの人に『見せて、見せて、わ〜すごい。』なんて言われていたんですよ。」と言って おられました。本当にお料理の上手なお嬢さんだと教えられました。そのほか娘さんの良いところをたくさん教えて戴いて、ご両親の優しい親ごころを感じました。
また一方、千葉にいる長男のところの3歳の長女は今年幼稚園に入園し、毎週スカイプで覚えたてのお遊戯をして見せてくれます。それを1歳の弟も真似して しようとするので、二人ともとてもかわいいです。そのことを話しながら主人と幸せな気持ちで眠りに着きます。
長男のお嫁さんに『子育て大変でしょうけど、2人のお母さんになれて良かったねぇ。』と言うと「はい、良かったです。」と言っていました。子供たち家族の幸せを 毎朝祈っています。
神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠への思いを与えられた。しかし、人は、神が行なわれる みわざを、初めから終わりまで見きわめることができない。伝道3:11