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030726

知恵の産物

はじめに、ことばがあった、ことばは神とともにあった。 ことばは神であった。この方は、はじめに神とともにおられた。全てのものは、 この方によって造られた。造られたもので、この方によらずにできたものは一つも ない。
ヨハネ1:1〜3

群馬から長男が夏の休暇をもらって帰ってきました。彼は近頃写真にこっている 様子で、望遠レンズをつけた写真機で、山や森や草花の写真をたくさん撮っていました。

こちらに来てからも海の写真、草花の写真等を撮りまくっていました。その中に 車の中から堤防越しに錦江湾を撮った写真がありました。写真の上部には太陽の 日差しに栄える紺碧の海が広がっていました。しかし、その下の方はただ真っ黒い 帯のような堤防が繋がっていました。

その写真を見ながら、彼はこう言ってました。「人の目にはセメント色した堤防が はっきり見えるのに、カメラはそのように写すことができないんだよね。 またカメラでは焦点を合わせたところ以外はボケて写るけど、人の目はどこでも焦点が あって見えるんだ。人の目って凄いでしょう。」

そういえば、以前結婚式の時ビデオ屋さんが、人間の目で見ているようにはビデオは できてない、人間の目のように正確な映像は写せないんですよと話していました。

よく考えたら、人の目は立体的に映像を作っているが、人間はまだ、立体映像なんて 作れません。人間の知恵を越えた知恵でしか作れない目が見えなくなったら、 再び人がそれを作り出すことは不可能なわけです。

カメラは人間の知恵の産物です。誰もカメラが偶然に、あるいは自然にできたとは 思わないでしょう。それは知恵によって計算されて、組み立てられて初めてその機能を 発揮するからです。

秩序は知恵によって作られます。秩序が込み入ってくればくるほど、それを作るのに 高い知恵(能力)が必要です。

しかし、人間の知恵をはるかに超えた「目」は偶然、あるいは自然に出来たと 多くの人が考えています。あるいは進化して徐々に高等になってきたとも考えます。 しかし、目は最初から立体映像ではっきり見えていないと生存さえおぼつかない ことになります。

「なぜなら、神について知りうることは、彼らに明らかで あるからです。それは神が明らかにされたのです。神の、目に見えない本性、 すなわち神の永遠の力と神性は、世界の創造された時からこの方、被造物によって知られ、 はっきりと認められるのであって、彼らに弁解の余地はないのです。」
ローマ1;19〜20

私たちが注意して観察するならば、天体や地球の秩序から、小さな草花に至るまで、 人間の知恵をはるかに超えた知恵のレベルでできている事が分かります。

神様は被造物(神に創られたもの)を見たら、神がおられることがはっきり 認められるはずだから、神を知らないという弁解は利かないといっています。

今一度、自然界を新たな目で見てみましょう


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