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031019

幸せな結婚V

女性が結婚生活で満足を得、幸せを感じるために最も重要なことは 『愛されている実感』ではないかと思います。

この人と結婚してよかったとか、しない方がよかったとかを判断するのは、 愛されたかどうかであって、豊かな生活ができたかどうかではありません。 豪邸に住める様になり、高価な宝石と毛皮のコートを身に着けていても、 夫から愛されない妻、良い関係ができていない夫婦であったら、 幸せを感じるのは難しいことでしょう。

一方、贅沢な生活はできなくても、夫からの愛を実感している人は 必ず幸せを感じることでができると思います。

したがって、女性の幸せを決定するのは、夫からどの程度、 愛が流れてきたかが重要な鍵にになりそうです。

しかし、この愛を表現するのが、私を含めて日本人は不得手だと思います。 公共の場でも、肩を抱いたり抱きしめたりする西洋人とはまったく違います。

私は佐世保の駐屯地におられるアメリカの方の結婚カウンセリングを する機会がありました。「結婚式の意味」、「幸せな家庭作り」等お話しましたけど、 新郎になるアメリカ人は最初から最後まで新婦の肩に手を掛けた(肩を抱いた)ままでした。

私としてはメモを取りながら熱心に聞いてくださるカップルの方が 好感を持てるのですが、しかし、私の感じ方とか、良し悪しは別にして、 彼らが、自分が愛していることをごくストレートに表現できるのは素敵だと思います。

さて、私は各地の小学校で、家庭教育アドバイザーとして、 子育ての講演会をさせていただいて居ります。そこで子育てに与える 夫婦関係の影響力の大きさ、たとえば尊敬されるお父さんの存在、 愛されているお母さんの存在の重要性等をお話します。

お話させていただいているうちに、お母さんがたが愛に渇いておられるのを 感じるようになりました。愛されている実感がなくなって来ているのです。 そこで、お父さん方を対象にした講演会の時、妻を愛することの重要性をお話しますが、 残念ながらあんまり反応がありません。

そう言うことに余り価値を置いていないようです。男は外で働いて、 家族の生活を支えることが重要で、家庭の中まで、気を遣いたくないと考えるのでしょう。

今の日本の家庭では、夫は比較的自由に生活し満足している反面、 妻はかなりの負担を感じ、不満を持っていることが統計に現れています。

最近ある本に日本の夫と妻の関係について、テレビの放映アンケート 結果が載っていました。

それによると、男性の90%が、もしもう一度結婚するチャンスが 与えられたなら、同じ女性を妻として選ぶだろうと答えたそうです、 一方妻たちの70%は、もしもう一度結婚相手を選ぶチャンスが与えられるなら、 今の夫とは結婚しないだろうと答えたというのです。

もちろんアンケートによって多少の違いはでるでしょうが、 概してこのような傾向があるのは否めない事実です。日本の夫の皆さん、 私も含めて、濡れ落ち葉と呼ばれる前に、今一度この恐ろしい結果を真剣に考える 機会を持つ必要がありそうです。

夫たちよ。妻が女性であって、自分よりも弱い器だということを わきまえて妻と共に生活をし、いのちの恵みをともに受け継ぐ者として尊敬しなさい。 Tペテロ3:7


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