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クリスマス一色

12月に入ると、突然町中がクリスマス一色になります。私は日曜礼拝を終えると、 結婚式の司式のために鹿児島市のホテルに行きました。ホテルには大きくて立派な クリスマスツリーが飾ってあり、どこを見てもクリスマス一色でした。

結婚式の帰りの車の中で流れていたのは「クリスマス・マンボ」という曲で 「ホッ、ヤッ、マンボ〜」と掛け声がかかる、えらく威勢の良い歌でした。

そして、教会に着くと、出た時とは周りの様相が一変していました。 まず玄関前のエレガンティシマ(これは教会のH兄がクリスマスの時に 電飾を取り付けてクリスマスツリーにするようにと玄関横に植えてくれていたものです。)に 電飾が取り付けられて、素敵なツリーが出来上がっていました。

また、入り口ドアの上には大きなカズラのリースが一年ぶりのお出ましで、 さらに一歩教会内に足を踏み入れると、講壇上のセフリジヤの木のあちこちに かわいい飾りが付いており、また見渡す限りの壁に、丸い小さなリースやベルの飾り、 ツリーの形のタペストリーなどが所狭しと取りつけてありました。

いよいよ教会もクリスマスモード、私たちクリスチャンにとって最高のお祝いの時を 迎えようとしています。

先日、ある人から「教会でもクリスマスをやりますよね〜」と聞かれました。 きっとクリスマスというのは、バレンタインデーやその他のお祭りのようなもので、 教会もそれを取り入れて行っているように思っておられるんだと感じました。

クリスマスは人類を罪による永遠の滅びから救うために、神の御子が人となって 生れてきてくださった記念すべき出来事をお祝いする日なのです。ですから、 キリストの御降誕をお祝いするため、もともと教会で行われていたものなのです。

しかし、このごろのそれはそれらの意味とは関係なく、ただ騒いで楽しむための ものとなっています。よく考えると、誕生パーティーに行って御馳走を食べて、 ケーキも食べて、そして歌って踊ってすっかり楽しんだ後で、だれの誕生パーティー だったかわからなかったけど楽しかったというようなものです。

クリスマスの素晴らしさを知ると、目先の楽しみや喜びを色あせたものに してしまうほどの変わらない喜びに満たされます。

今年もクリスマスの時期が迫ってきましたが、1人でも多くの人が真のクリスマスの 意味を知り、本当のクリスマスの喜びを味わっていただきたいと思います。

以下に聖書からキリストの降誕の出来事を紹介します。本当のクリスマスが、皆さんの心に届きますように。

マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。 この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださるお方です。マタイ1:21

ところが、彼らがそこにいる間に、マリヤは月が満ちて、 男の子を産んだ。それで、布にくるんで、飼葉おけに寝かせた。 宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。

さて、この土地に、羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら 羊の群れを見守っていた。すると、主の使いが彼らのところに来て、 主の栄光が回りを照らしたので、彼らはひどく恐れた。

御使いは彼らに行った。「恐れることはありません。今、 私はこの民全体のために素晴らしい喜びを知らせに来たのです。 今日ダビデの町で、あなた方のために、救い主がお生まれになりました。 この方こそ主キリストです。」ルカ2:6〜11


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