040104
希望の旅立ち
新年を迎えました。皆さん明けましておめでとうございます。 どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。
「1年の計は元旦にあり」新しい年を迎えるにあたり、皆さんが1年の目標をたて、 気持ちをあたらにして歩み始められたことと思います。
私も今年の真新しい日記帳の最初のページに、今年の毎日の目標、 1年を通じての目標等を書き込んで、気分を一新して新しいスタートをきりました。
しかし、例年のように今年も初日から大きな難関にぶつかります。 元旦の朝から続く私の好きなテレビ番組、箱根駅伝、高校サッカー、それにお笑い番組、 かねて余りテレビは見ない私もかなり振り回されてしまいそうです。
ところで、私は喜入町に来て、今年でちょうど10回目のお正月を迎えました。 こちらに来て、たくさんの素敵な方々にめぐり合うことができました。 多くの方たちに励まされ、助けられて今日まで来られたことを心から感謝しております。
さて、私が10年前にこの町に移転してきた時に掲げた目標は、この町の人たちの心に 喜び入るように仕えることでした。
10年目を迎えて、どれほどそれが実現してきたかを思うと自分の足りなさを思いますが、 しかし喜入町だけでなく、頴娃町や開聞町、山川町の学校関係やその他の関係機関で 講演の機会が与えられ、励ましのメッセージができたことをうれしく思っています。
このようなことができるなどとは、その当時まったく考えもしなかったことですが、 主にあって大きな目標を持つことは、わたしたちの思いを超えて実現するものだと感じました。
又、昨年は頴娃町の高齢者学級でも「生き甲斐と楽しい人生」について お話させていただく機会が与えられ、今までの子育てや家庭教育の講演と 違う新しい分野でのお話ができて喜んでいます。
特に、その集会の後、90歳になられるひとりのおばあちゃんから 「先生、来年もまた来て下さいね」と声をかけられ、その前向きな姿勢に こちらが励まされました。
暗いニュースの多いこの頃ですが、このおばあちゃんのようにいつも前向きに 希望を持って生きることが大切だと思います。
私は今年1年「すべての事柄の明るい面に目を向けて、進んでいきたい」と思います。 暗い面を見て、政治が悪い、社会が悪い、これが悪い、あれが悪いと不平不満を言いながら、 否定的で後ろ向きな1年を過ごすより、良いところ素晴らしいところを見て感謝しつつ、 前向きにいつも希望を持って生きてゆきたいと思うからです。
いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことについて、 感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなた方に望んでおられることです。 Tテサロニケ5:16〜18
私たちが喜び、感謝して希望を持って生活する時に、神様は豊かに臨み、 素晴らしい恵みを注いでくださいます。一方、不平不満と否定的な思いでいっぱいの所には、 恵みが注がれることはありません。神様を信頼して、いつもどんな状況でも前向きに 喜んで生きてまいりましょう。すると素晴らしいことがあなたを持っています。
見よ。私は新しいことをする。今、もうそれが起ころうとしている。 あなた方は、それを知らないのか。確かに、私は荒野に道を、荒地に川を設ける。 イザヤ43:10