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040516

良い子達だね

教会では月に一度礼拝後、愛餐会をします。婦人たちがお食事の準備をして くれるのですが、子供たちが競ってお手伝いをしてくれます。テーブルを拭いたり、 作られた料理を運び、お茶の準備をしたり、先日は今度幼稚園に入ったとわちゃんまでもが、 得意げにカレーのスプーンを並べていました。

また、お掃除の時も雑巾を持って、講壇の台を拭いたり、椅子を拭いたりと 甲斐甲斐しく働いてくれます。うちの教会では掃除当番とか、担当場所とか決まっていません。 それぞれが自主的におトイレ掃除とか、窓拭きとかしてくれるのです。

教会の玄関口に今年もツバメが巣を作りました。幸い隅のほうなので出入りに 支障は無いのですが、どうしても糞が落ちて、床を汚してしまいます。

すると先日は順子ちゃん(6年)と陽子ちゃん(4年)がブラシで一生懸命こすって、 落ちた糞を片付けて、最後は玄関全体を水で流し、濡れたタイルを雑巾で拭いて 綺麗にしてくれました。

また、その前の週は真理ちゃん(6年)と優ちゃん(1年)がブラシで、同じように 綺麗に掃除してくれていました。

ツバメの糞害には憤慨させられるのですが、このような子供たちの姿を見ることが できることは、幸せだなと思います。

また同時にご両親方のかねてのしっかりした家庭教育を垣間見ることができ、 感心させられます。

私たちは押し付けられて強制的に何かをさせられるときは、喜びがなく不平不満で いっぱいになります。しかし、自分から進んでする時は喜びと充実感が生まれる ものだと思います。

糞を掃除する子供たちの嬉しそうな顔を見るとき、この子供たちの人生も祝福されたものと なっていくものと確信致しました。

若者をその行く道にふさわしく教育せよ。
そうすれば、年老いても、 それから離れない。箴言22:6

正しい者の父は大いに楽しみ、知恵ある子を産んだ者は
その子を喜ぶ。 箴言23:24

愚かな子はその父の憂い、これを産んだ母の痛みである。
箴言17:25

子育ては子供の人格を育てる最も大切なお仕事です。子供たちを、知恵をもって 正しく育てていくことは、子供たちにとっても、ご両親にとっても大きな喜びとなります。 しかし、一方これを適当にすることは子供も親もやがて不幸を刈り取る事になりかねません。

現在の風潮として、親たちは子供の勉強には一生懸命になり、放課後も たくさんの塾に通わせます。しかし、子供の幸せを決定する人格に関してはなおざりに されているように感じます。子供の人格的な成長にもっともっと目を向けていくべきでは ないかと思わされます。


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