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040808

喜びの訪問

先週二人の学生さんが教会を訪ねて来られました。お二人はアメリカのミネソタに留学中で、 お一人が9月から大学生になるという轟君、もう一人は高校3年生の大牟田君でした。

このような田舎の教会に学生が訪ねてきてくれることは珍しいことなので、早速教会の中に入ってもらいました。 入るなり珍しそうに講壇や会堂のあちこちを写真に収め始めました。

ふたりはアメリカに留学して、向こうで教会に行くようになり福音にふれて、クリスチャンになったというのです。

そして二人は、休暇で帰って来たのをきっかけに、自分たちの出身地である鹿児島の幾つかの教会を訪ねようと しているところでした。

彼らからはクリスチャンになった喜びが伝わってきました。そして、彼らはその喜びを、同じ信仰を持った地元の教会を回り、 交わりを持つことによって、分かち合おうとしているようでした。

彼らの気持ちは痛いほどわかります。私もクリスチャンになった当初は、嬉しくて、 嬉しくて毎日でも教会に行きたいと思いました。じっとしていても自然と内側から喜びが湧き上がってきて、 微笑んでしまう自分がいたのです。

そのころ私が思わず叫んだ言葉は『今日のこの一日は、今までの一ヶ月より遥かに素晴らしい。』でした。 生きていることの喜びがはじめて分かった気がしました。

今までと価値観が変わりました、人生観が変わりました、宇宙観が変わりました。 すべてが新鮮に感じられるようになりました。

聖書を読むたびに、み言葉が真理として心の中に飛び込んでくるのです。歩きながらも、バスの中でも読みました。 車を運転する時は、信号で止まるたびに、信号を横目でちらちら見ながら読みました。

彼らもきっと同じような思いでいたことでしょう。『アメリカから帰って来たら、この恵みの福音を回りの人々に伝えたい。 みんなが愛し合って支えあえる社会になるように働きたい。』と目を輝かせながら、将来の夢を話してくれました。

彼らは留学することによって、学んだ学問的な知識もさることながら、人生における最も重要で、 かつ必要なものを得られたのだと心から喜びました。

できたら、日本にいる中高生もこの恵みの福音を是非知っていただき、彼らの喜びを共有できるものに なっていただきたいと心から願います。

あなたのみ言葉は、私の上あごに、何と甘いことでしょう。私には、あなたの戒めがあるので、 わきまえがあります。それゆえ、私は偽りの道をことごとく憎みます。あなたのみ言葉は、私の足のともしび、 私の道の光です。詩篇119:103〜105

もしあなたのみ教えが私の喜びでなかったら、私は自分の悩みの中で滅んでいたでしょう。 私はあなたの戒めを決して忘れません。それによって、あなたは私を生かして下さったからです。詩篇119:92〜93


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