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040926

感動続くパラリンピック

アテネオリンピックに続いてパラリンピックが始まりました。オリンピック同様日本のメダルラッシュが続いています。

特に前回6個の金メダルを獲得した、競泳の成田真由美選手は今回も100メートル自由形、50メートル背泳ぎと次々に 金メダルを獲得しています。

彼女は中学生のとき、横断性脊髄炎で車椅子生活となり、その後の自動車事故で頚椎も損傷、その後遺症で右手の小指が しびれた状態で、左手も中指、薬指、小指が曲がったままになってしまいました。なるほど、彼女が勝利の瞬間挙げた 左手の指は曲がったままでした。

さらに体温調節もできない体なのに、前向きにひたすら努力して、もてる機能をすべて発揮する彼女の姿勢には 多くのことを学ばされます。

また車椅子5000メートルの優勝者高田稔浩選手は、幼稚園のころから、末梢神経が衰える進行性の病気にかかり、 やがて車椅子での生活に入りました。

金メダルを獲得した彼に、優勝の喜びを誰に伝えたいかとの質問には「小学3年生の次女の彩香です」と答えました。 彩香ちゃんも最近自分と同じ病気を発病し、やがて車椅子の生活を余儀なくされるかもしれない。そのときのために 父親のがんばる姿を見せておきたいとのことでした。

それぞれが障害を持ちながら、それにめげないで前向きに、もてる機能をフルに発揮して、輝いている姿を見ると、 あそこが痛い、ここが痛い、これはできない、あれは無理といってすぐ弱音を吐いてしまう自分の姿が情けなくなってしまいます。

私たちはともすると自分にないものを見て落胆してしまいがちです。しかし、パラリンピックでは、自分にあるものを見て、 それをフルに活用しようと努力する選手たちの姿を見ます。私たちはこれを彼らからのメッセージとして しっかり受け取りたいと思います。

以前、田原米子さんの書いた自叙伝を読みました。彼女は高校生のとき鉄道自殺を図りました。そして、彼女の意識が 戻ったのは病院のベッドの上でした。やがて、自分の両足と左手が切断され、残った右手の薬指と小指も なくなっているという事実を知り、愕然とします。

五体満足でも自殺を図ったのに、こんな体になっては、なお更生きてはいけないと、次の自殺のチャンスをずっと窺っていました。

そのようなときに彼女の見舞いに訪れた宣教師から、彼女を愛しておられる神様がおられることを聞き、それを 信じたとき彼女のすべてが変わりました。

今までは右足がない、左足がない、左手もない、右手の薬指、小指までないといつもないものを見て、落胆していたのに、 右手の親指がある、人差し指もある、中指まであると彼女の視点ががらっと変わったというのです。

それからは3本の指で器用に料理を作り、裁縫をして自分の着る服まで、作り上げてしまうほどになりました。後にビデオで 見た彼女の顔は希望に満ちて輝いていました。

陽気な心は健康を良くし、陰気な心は骨を枯らす。箴言17:22

人の心は病苦をも忍ぶ。しかし、ひしがれた心に誰が耐えるだろうか。箴言18:14

障害や病気には勝利の道があります。しかし、心が打ちひしがれ、落胆、失望する心には明るい明日はやってきません。 あなたを愛しておられる神様はあなたの思いを造り変えてくださり、明るい希望を与えてくださるお方です。


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