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あなたの愛の広がりは

大型台風23号が80名を越える犠牲者を出し、日本中に多大な被害を与え、その爪あとを残して去っていったかと思うと、 今度は新潟中越地震が新潟、福島、群馬を襲いました。

特に、新潟の長岡市とその界隈の町村は壊滅的な被害を受け、35名の犠牲者を出しただけでなく、5日たった今でも 10万人もの避難民が、不自由な生活を余儀なくされています。

そして今だに、震度4強の余震が群発し、家屋が倒壊したり、崖崩れがおきたりの危険性があるということで、 避難民の皆さんは、家に帰ることができずに、大きな体育館にすし詰めでの生活を強いられたり、車の中で寝泊りをして、 時を過ごして居られます。

避難生活を続けておられる方々は、電気、ガス、水道などのライフラインが復旧し、以前のような落ち着いた生活に いつ帰れるかと、不安の日々を送っておられます。

そのような中で、全国から続々と毛布などの援助物資が届けられ、パンやご飯などの食糧に至っては7日分の蓄えが あるということでした。また、鹿児島の牧園町や垂水市からも、まだ水道が復旧せずに、飲み水がない人々の為に、 たくさんの飲料水が送られていきました。

また、現地では水がなくて頭や顔を洗えない人々を助けようと、床屋さんが無料で洗髪や散髪をしてくださり、 また寒さで凍えている人たちのために、ラーメン屋さんたちが数百人分のラーメンを提供して、温まってもらおうとしています。

ここに、私は日本人が元来持っている優しさや思いやりを見ることができたような気がして、日本人であることを 今更ながら誇りに思いました。

願わくば、この素晴らしい優しさをもっともっと広げて、世界中の恵まれない人々に積極的に援助の手を 広げていけたらと思います。

10月16日は「世界食糧デー」です。これは飢餓のゆえに死んでいく人々の痛みを共に負い合いましょうと国連が定めた日です。

新潟の避難所で不自由な生活を続けておられるかたがたに日本中から援助の手が伸べられたように、世界で難民等、 飢餓の中にある人々のことにも目を向け、援助の手を伸べて行きましょう。

今飢餓の中にある人々は世界で8億人も居られます。その中で飢餓やそれに関する病気でなくなっていく方が、 1日当たり4万人を超えるほども居られるのです。そしてそのうちの4人に3人が子供たちなのです。

私たちは皆川雄太君が奇跡的に助け出された映像を見て、感動し喜びました。そして、一方お姉ちゃんの真優ちゃんが 助け出されずに亡くなったのを知って、日本中が悲しみに包まれました。

しかし、世界では真優ちゃんのように幼くして死んでいく子供が一日3万人もいることにもぜひ目を向けて いただきたいと思います。そして、世界食糧デーを世界の恵まれない人々に目を注ぐ日にしていただきたいと思います。

今年は、食糧デー鹿児島大会を12月3日の夜7時から、県民交流センターで行います。ぜひ、こちらのほうも覚えて、 募金のご協力をいただけたらと思います。

まことに、あなた方に告げます。あなた方が、これらの私の兄弟たち、しかも最も小さい者たちの 一人にしたのは、私にしたのです。マタイ25:40


※鹿児島リバイバルチャーチでは、常に入り口に募金箱を用意し、定期的に国際飢餓対策機構の事務所に届けております。
 もしよろしければ、下記の郵便振替もご利用ください。

郵便振替 00170-9-68590 日本国際飢餓対策機構


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