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041226

闇を照らすまことの光

喜入に来て11回目のクリスマス、鹿児島市民になって初めての記念すべきクリスマスを お祝いできましたことを心から感謝します。

クリスマス時期になると、町では商店街でもデパートでもホテルでも、どこに行ってもクリスマスソングが流れます。 また、綺麗なイルミネーションが闇の中に輝いているのをあちこちで見かけます。

スエーデンのストックホルムでは日本みたいに電飾で飾りつけたりしないで、ただ、ロウソクを窓べに4本立てて、 4週間前から1本づつ明かりを増やしていくそうです。

通りを歩いている人々は、暗い中にほのかに灯るロウソクの明かりを見て、安心するそうです。

そのように、私たちの人生においても闇の中を歩んでいるように感じるときがあります。そのような時に希望をもたらす 光があることを知ることは大切なことです。聖書に、

すべての人を照らすまことの光が世に来ようとしていた。ヨハネ1:9

とあり、私たちの闇に神が介入しようと計画しておられることを知ることが出来ます。

そのような時、私たちが闇の中で、救いの光が臨むように祈ることは重要です。私たちが助けを求めて祈るならば、

暗闇の中に座っていた民は偉大な光を見、 死の地と死の陰に座っていた人々に、光が上った。マタイ4:16

と、あなたの上に光が臨み、その光が闇を退け、あなたに新しい喜びの人生が訪れるようになります。そして、

光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった。ヨハネ1:5

とあるように、あなたの周りの闇はなくなり、新しい光の中での新しい生活が始まるのです。

そのように、私たちの人生の闇に光となって来てくださるのがクリスマスの出来事なのです。

クリスマスは私たちにとって、単なる行事ではなく、生ける現実なのです。

私たち夫婦はいま子育てや夫婦関係、家庭教育のアドバイザーとして、各地の講演会でお話させていただいています。

しかし、以前はそれらのよい家庭やよい夫婦関係とは最も遠いところにいました。夫婦喧嘩が絶えず、 毎日が砂をかむような日々の連続で、愛は冷めて、ただ憎しみがお互いの間にあり、離婚の危機に直面していました。

二人とも離婚を真剣に考えていましたが、長男が生まれていましたので、もうひとつ決断できないでいました。

私たちにとっては、思い出したくもないような苦い経験です。まさしく、 闇の中を歩むような喜びのない、苦しい毎日でした。

そのようなときに、教会に誘われたのです。もし、教会で光を見出せなかったら、今はこの家庭はありません。 もちろん次男、三男はこの世に生まれてはいなかったでしょう。

しかし、教会に行って、私たちの人生を変え、家庭を変える光を見出したのです。それが私たちにとってのクリスマスでした。

私の心に光が入り、夫婦の間に光が入り、家庭の中に光が入ってきました。そして、それから人生が変わり始めました。

自分も変わりました。昔はよく刑事みたいな目をしていると言われました。いつも怒ったような顔をしていました。 しかし、私の心に光が入り、心の変化と共に顔も柔らかくなったように感じます。

誰でもキリストのうちにあるなら、その人は新しく創られた者です。 古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。Uコリント5:17

皆さんも人生の闇を感じたら、是非教会を尋ねてみてください。皆さんが光を見出し、新しい喜びの人生が 始まりますようにお祈りします。


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