メインページ メッセージ集>アドナイ・エレ050116

050116

壊されたツバメの巣

教会の玄関口の真上にツバメのつがいがせっせと巣作りをして、子育てをしていたことを何回か このコーナーに書かせていただきました。

もちろん今は南の国に旅立って巣だけしか残っていません。しかし、その巣を家主が留守の間に 雀たちがねぐらにして使っていましたが、その使い方や乱暴であちこちが崩れ落ち、もうほとんど元の形が 残ってないほどになってしまいました。

『おい、おい、雀たち。人のものを使わせていただくんだから、もっとそれらしく大切に使いなよ。』と雀語で 彼らに向かって叫びたいほどです。

X9を達成した巨人軍の川上哲治監督は、長島選手、王選手をはじめずらっと揃ったスター選手たちに向かって、 トイレのスリッパの並べ方まで注意し、訓練したというのです。それは自分のことばかりでなく、次に入る人への気遣いが 出来るようにするためだったそうです。

なぜなら、野球では個々の選手の能力だけでなく、お互いの連係プレーの精度が重要な要素になってきます。そのとき、 相手の選手の取りやすいとこ、次の動作がしやすいところにボールを投げてやることが自然に出来るようになる必要が あったからだと言うのです。

なるほど、このような訓練はスター選手が多ければ多いほど重要になってくるだろうと思います。 みなの中に自分の栄光ではなく、他者のため、チームのために自分を犠牲にして捧げていくという姿勢が浸透したからこそ、 初めて9連覇という偉業を成し遂げられたのだろうと感心させられます。

さて、先ほどの雀の話に戻しますと、すずめは害を与える鳥として嫌われ、田んぼなどに案山子などを立てて追い払われます。 それは、雀たちのそのような普段の姿勢にも問題があるからじゃないかと彼らに反省を求めたいほどです。そして、 ツバメを見習いなさい。彼らは害虫を駆除してくれる益鳥として、あんなに大切にされているでしょうと言いたいです。

聖書によると、雀は日本だけでなく中東あたりでも、あまり重宝されていないのが分かります。あそこでは2羽の雀が 1アサリオンで売られていたといいます。アサリオンとは貨幣の最小単位で、日本で言えば1円というところです。また、 5羽の雀は2アサリオンだというのですから、その場合は1羽はおまけということになります。そのような価値のない雀でさえも 神様は大切に思っておられると言っておられます。

5羽のすずめは2アサリオンで売っているでしょう。そんなすずめの一羽でも、 神のみ前には忘れられてはいません。ルカ12:6

あまり良く思われていない、価値のないもののように思われている雀でさえも、神様はこのように大切に思っておられるのです。 ましてや、あなたが少々鼻つまみのような人でも、人々につまはじきにされていようと、神様は見捨てない、そんなあなたでも 神の目には大切な存在なのです。先の聖書は次のように続きます。

それどころか、あなた方の髪の毛さえも、みな数えられています。恐れることはありません。 あなた方は、たくさんのすずめよりも優れた者です。ルカ12:7

私たちもツバメのように益鳥だったり、X9を達成した気遣いのスター軍団のようだったらいいのですが、たとえそうではなく、 雀のように自己中心のわがまま者であっても、自分の罪を認めて、悔い改めるならば神様は赦し、受け入れてくださるのです。


Previous(050109号)目次Next(050123号)

◇アドナイ・エレ トップへ

◇ホームへ戻る

集会案内 今週のひとこと 牧師紹介 地図 リンク集 ポリシー