050313
お父さんがんばれ
女子プロゴルフの開幕戦であるダイキンオーキッドレディスが沖縄で行われ、人気の10代女子プロゴルファー宮里藍さんと 横峯さくらさんが出場し、多くのギャラリーを集めました。
若くて実力のあるお二人ですが、残念ながら今大会ではいまひとつ思うような成績を上げられませんでした。しかし、 今年もすばらしいプレーを多くのギャラリーに見せてくれるのは間違いなさそうです。
また、お二人の能力や努力もさることながら、お二人の話題の中によく登場する、それぞれの賜物を開花させた、お二人の お父さん方にも拍手を送りたいと思います。
子供の賜物を見抜き、それを磨き、開花させるために、父親の存在は大きなものがあります。今男子ゴルフ世界ランキング 一位のタイガー・ウッズ選手も父親とのマンツーマンで才能を開花させた一人です。
野球でも松井秀喜選手、イチロー選手とアメリカの大リーグで活躍しているお二人も、お父さんとのよい関係によって 能力を開花させた代表的な選手です。
また、アテネオリンピックで活躍したハンマー投げの室伏選手、重量挙げの三宅選手、体操の塚原選手、それに、 「気合だー」の父親を持つ女子レスリング浜口京子選手らもみな父親によって才能を開花させた人々です。
さらに、このことはスポーツ界に関らず、子供の学力を引き上げてくれた父親や、音楽、芸術の世界で子供の才能を 開花させた父親たちがまだたくさんおられることと思います。
又、表面的に栄誉を得るとかの形では見えないけれど、子供たちを立派な人格者に育てあげられた おとうさん方もたくさんおられます。
こうしてみると、お父さん方は外で働いて生活費を稼いでくるだけで満足しているようではいけない、家庭でもちゃんと 父親らしくしないといけないと思わされます。
父親が家庭でどのような存在なのか?
また、どのような生き方をしているのか?
さらに、子供たちにどのように接し、子供たちの持てる賜物をどのように開花させたのか、さらに子供たちの 人格形成にどのように関って来たのかが、やがて問われてくるようになるのだと、世のお父さん方は心に明記すべきだと思います。
本来父親は、子供たちの能力を伸ばしてあげたり、正しい生き方を教えてあげたりする重要な役割を担うのであって、 家庭教育全般にわたって責任を持つべき存在だと思います。
しかし残念ながら、日本においては子育てを全面的に母親に委ねて、子育てノータッチの無責任な父親もたくさんいそうです。 家庭教育等の講演会のあとのアンケートでも、「家には父親がいたのだと改めて思いました。」なんていうものが 少なからずあります。
わが子よ。私の言葉を守り、私の命令をあなたのうちに蓄えよ。私の命令を守って、生きよ。 私の教えを、あなたの瞳のように守れ。それをあなたの指に結び、あなたの心の板に書き記せ。箴言7:1〜2
上のような言葉を自信を持って子供に言えるような父親になれたら素晴らしいと思います。
世のお父さん方。子供に正しい生き方を教え、子供の賜物を開放させてあげる大きな責任をわれわれは委ねられていることと、 私たちは子供の将来に関る重要な役割を負わされていることを自覚し、自分を律し、威厳を持って子育てに関わって 行こうではありませんか。