050327
異動の季節
冬の寒さの中、寒さに弱い私はひたすら春を待ち望みます。そして、菜の花の開花やツバメの飛来、つくしの芽吹きに 春の到来の間近かを知り、喜びを感じます。
しかし、今朝の新聞に教職員の人事異動が掲載され、お世話になった近しい人たちが、遠くに異動していかれるのを知って、 急に寂しさを感じ、待ち焦がれた春の到来がかえって恨めしく感じられました。
昨年頴娃町の7つの小学校での講演を企画してくださった頴娃町社会教育課のSi先生は大島のほうに行かれることになりました。 S先生には小学校ばかりでなく、幼稚園、保育園、出産を控えたお母さん方に、また老人会の集まりまでもと 幅広くお話の機会を与えていただきました。
人に話すことを通して、そのつど自分自身の生き方が問われ、また神の前にどのように生きるべきかを 考えさせられる機会になりました。このことを通して、私自身が成長することができたことを深く感謝しています。
また、このような各地での講演会のきっかけを作ってくださった喜入町社会教育課のSo先生も今回の異動でさつま町に行かれることが 決まりました。S先生は私の次男が中学3年生のときに、担任をしてくださった方です。そして、K先生が数年して再び喜入町に 帰ってこられて、「喜入町子育て充実振興大会」の講師として用いてくださってから、喜入町の6つの小学校での就学時の保護者への 講演や、出産前の両親学級の講演等お話しする機会を与えてくださいました。
また、親しくしていただきたくさんのことを教えてくださった喜入小学校のA校長先生も伊佐教育事務所に異動されることに なりました。A先生は私たち夫婦が学校を訪れるたびに快く校長室に迎えてくださって、教育の現状やさまざまな学校行事のことなど 詳しくお話してくださいました。それによって学校の現状が良く分かり、各地での学校講演会時に大変役に立ちました。
それに、3男が昨年までお世話になった喜入中学校のY校長先生は、長男と次男が通っていた東谷山中学校に行かれることに なりました。Y先生は毎年総合学習の時間に世界の飢餓のお話をさせてくださり、台湾のチームが教会に来たときは学校で国際交流の 時間を作ってくださいました。
そのほか、国際飢餓の募金にクラスで協力してくださった喜入小のF先生、毎年出産前のお母さん方への講演に招いてくださった 野田町社会教育課のU先生もそれぞれ大島の学校に赴任していかれます。
それぞれの先生がたくさんの良い思い出を残してくださって、それぞれの赴任地に移っていかれます。おひとりおひとりの先生に 心からの感謝をいたします。また、このような素晴らしい先生方に合わせてくださった神様の恵みを思い、主を褒め称えます。
主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、 あなた方すべてとともにありますように。2コリント13:13
愛する先生方、またそれぞれのご家族の皆さんがたの上に神様の恵みと祝福があり、 新しい赴任地で主の守りと導きがありますようにお祈りさせていただきます。