050508
お二人の幸せな結婚生活のために
甥(妻の妹の長男)が7月に結婚することになり、二人の結婚式の司式をさせていただくことになったので、会場となるホテルとの 式の内容の打ち合わせや、二人が幸せな結婚生活を始められるように、結婚カウンセリングするために、福岡に行ってきました。
ゴールデンウイークの5月4日、妻と鹿児島を出て高速で福岡に向けて出発しました。いつもがらがらの九州高速道路も、 県外ナンバーをつけた車がたくさん走っていて少し込んでいました。
ハイウェイカードを買うためにパーキングエリヤにはいると、まるで歳末大売出しのデパートに紛れ込んだかのような人ごみの山で、 かろうじて自動販売機でカードを買えただけで、人、人、人でごった返している売店のほうには全く近づくことができませんでした。
気を取り直して、再び高速を走り始めると、熊本インターを過ぎたあたりから徐々にスピードを出せなくなり、周りの車と 歩調を合わせて進まざる得なくなってきました。それでも、妻と二人の久しぶりの長距離ドライブを楽しみながら、若かりしころの 昔話に花を咲かせました。
錦江高原ホテルで結婚式を終えてからの出発で、鹿児島を発ったのが3時半を過ぎてからだったこともあって、夜7時半を回って ようやく小郡の妹の家に着きました。
久しぶりの再開とあって、懐かしさを覚えましたが、二人の子供たち和樹君と祐樹君が大人になり、立派になっているので びっくりしました。
その日はそこに泊めていただき、あくる日はこのたび結婚する和樹君と一緒に福岡市内の式場のホテルに行き、 担当の方と結婚式の詳細についての打ち合わせをしました。鹿児島での式とはずいぶん違っていて戸惑いましたが、 すべてこちらの方法でさせていただくことになり安心しました。
式の打ち合わせをしていると、新婦になる雅子さんも駆けつけて来ました。彼女は福岡市内の小学校の先生をしておられる、 とても明るくて気持ちの良い素敵な女性でした。
打ち合わせを終えて、一緒に小郡の家に帰り、午後は二人に結婚カウンセリングを行いました。カウンセリングの間、 妹夫婦も近くにいて一緒に聞いてくれました。
今は二人とも、まだ先のことなのでカウンセリングのお話がぴんとこないかもしれませんが、一緒に生活するようになって、 いろいろな局面で、今日聞いたお話を思い出し、活用してくれるようになったら嬉しいです。また、妹夫婦も一緒に 聞いていてくれたので、適切なアドバイスをしてくれて、幸せな家庭作りに協力してくれるものと思います。
私は結婚カウンセリングでお二人の幸せについて、互いに愛し合うことが、リッチになることや楽しく生活することよりも 重要であること、そのためにお二人はお互いを愛することに最大限の努力を惜しまないようにとお話しさせていただきました。
しかし、私たちの愛はどうしても自我の延長線上にあります。自分を捨てて相手を愛するためには神の愛を知る必要があります。 そのときに本当の幸せを実感できるからです。
愛する者たち。私たちは互いに愛し合いましょう。愛は神から出ているのです。 愛のある者はみな神から生まれ、神を知っています。愛のない者に、神は分かりません。なぜなら神は愛だからです。 Tヨハネ4:7〜8
お二人には、愛は神から出ていることを知り、自分の力や努力ではなく、神様から相手を愛する愛をいただきながら、新しい素敵な 家庭を作っていただきたいと思います。また、私たちは互いに自分の義に立ってしまいぶつかることが間々あります。お二人を愛し、 お二人を結婚まで導いてくださった神を家庭の中心に据えて、神を中心とした幸せな家庭を築いていただきたいと切に願っています。