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050710

懐かしい青空市の賑わい

教会前の朝市は、5時過ぎると朝が早い年配の方々が、車や徒歩で集まってこられます。それから1時間ほど待ってようやく 店開きです。

今はにんじん、トマト、なす、オクラ、ゴーヤ、へちま、きゅうり、ねぎ、かぼちゃ、ピーマン、金柑、スモモなどが 所狭しと並んでいます。

以前は庭いっぱいに台が置かれ、その上に季節の野菜が積み上げられており、車で通り過ぎる人が、それを見て車を止めて 買って帰る光景がよく見られました。

私も、教会前の交差点で子供達の交通安全指導をしながら、毎日今日はどんなものが出ているかなと見るのが楽しみでした。

そして、時々自分の好物のみかん類やスモモなどを見つけたら、 緑のおじさんが終わってからそれらを買って帰ったりしていました。

しかし残念なことに、今は建物が建ち、その中で野菜が売られるようになったので、なかなか何が売られているか 見ることができません。見る方としては少し物足りないような気がしています。

ですから、この頃は欲しい物を買って帰るということがほとんどなくなりました。ただ、ここ数日、暑くなってきて、建物の窓が少し 開くようになったので、緑のおじさんの傍らそこから覗き見て、売られている作物の内容を知ることができるようにはなりました。

ただ、昔のように青空の下で、売り買いする朝市の雰囲気は、大好きでいまだに忘れがたいものがあります。

もっとも、炎天下で、大切な商品が暑い太陽の日差しを浴びたり、また雨にぬれたりして、はたで見ているほど、商品管理も 楽ではないでしょうから、やむ終えないことではあったのでしょう。

それにしても、毎日陳列される野菜などを見てみると、根菜類、葉野菜、実物(みもの)などさまざまで、色も赤や緑、紫と いろいろです、また、甘いものあり、苦いものあり、すっぱいものあり、やわらかいものあり、かたいものありとそれぞれが特徴を 備えています。

またそれらは、私たちの健康を支えるために必要な、いろいろな栄養素を備えており、神様は私達が見て楽しみ、食べて楽しみ、 それによって健康を保てるように、至れり尽くせりの恵みを注いでくださっていることを感じます。

神が、「地は植物、種を生じる草、種類にしたがって、その中に種のある実を結ぶ果樹を地の上に 芽生えさせよ。」と仰せられると、そのようになった。それで、地は植物、おのおのその種類に従って種を生じる草、おのおのその種類に したがって、その中に種のある実を結ぶ木を生じた。神は見て、それをよしとされた。創世記1:11〜12
次いで神は仰せられた。「見よ。私は全地の上にあって、種を持つすべての草と、種を持って実を 結ぶすべての木をあなた方に与えた。それがあなた方の食物となる。創世記1:29

私達が普段何気なく食べているこれらの食べ物も、神様が愛を持って備えてくださったものであることを覚え、いつもすべての 創造者である神様に感謝をささげて生きていきたいと思います。


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