050724
楽しかった奄美大島のたびT
昨年私たち夫婦の結婚30周年の記念に、二人で旅行をして来たらと子供達に勧められました。しかし、忙しいのと3男が 高校に通っている等の事情もあって、なかなか家を空けられない状態なので延び延びになっていました。
しかし、今年3男が2泊3日で関東に修学旅行に行くのを機に、私たちも奄美大島に出かけることにしました。
実は奄美大島は初めてなのですが、お世話になった先生方が、今年4人も異動でそこに行かれたので、再会の楽しみと 素晴らしい南国の景色を味わうために、奄美に行くことに決定しました。
久しぶりの夫婦二人だけの旅行、少々浮き浮きしながら車で鹿児島空港に行き、早速空港内でひとしきりお土産を買いあさり、 また30周年の記念にと自分達のものまでも、まだ出発する前だというのに買いました。
それから、子供達が予約しておいてくれた航空券を握り締めて、出発ロビーに座っていると、ひときわ小さなプロペラ機が 出発準備をしているのが眼下に見えました。
妻が「記念に私たちが乗る飛行機を写真に収めておきましょう。」というので、思い出の1ページにとガラス越しに、 奄美旅行最初のシャッターを切りました。
いよいよ搭乗手続きが始まり、ゲートをくぐってエスカレーターで下っていくと、外に1台のバスが待っていて、 それに乗るように指示されました。
しばらく待っているとバスは動き出し飛行機のほうに向かいます。いよいよ出発です。しかし、私たちのバスは 先ほど写真に収めた飛行機の横を通り過ぎると、さらに先にあるもう一回り小さい飛行機の前で止まりました。
タラップを上ると、頭がつきそうな低い天井で、右側に一列、通路を隔てて左側に二列いすが並んでいて、 奥行きも11番までで終わっていました。指定された8Bに座って周りを見回すと、ちょうど30人乗りぐらいの 小型マイクロバスというような感じでした。
こんなので本当に奄美空港までたどり着けるのだろうかと心配して見回していると、右側のプロペラがゆっくり回り始めました。 しかし、左のプロペラは全く動く気配はありません。心配になってじっと見ていると右のプロペラが徐々に勢いを増し、 すごい勢いで回り始めてから、ようやく左の方もゆっくり回り始めました。
大丈夫かしらと少し不安になりましたが、きっとこれは、両方のプロペラを同時に回し始めると大きなエネルギーが必要なので、 片方ずつ回しだしたのだろうと勝手に合点しました。
私の心配をよそに飛行機は大して揺れることもなく、順調に飛行して、 時間通りに南国の太陽が照りつける奄美空港に到着しました。
空港では『佐多様、○○レンタカー』とかかれたプラカードを持った青年が、出てくる客に向かって立っていました。 事前に予約していたので迎えに来てくれたようです。私たちが近づくとニコニコ笑いながらマイクロバスで、レンタカーの 空港店まで運んでくれました。
そこでレンタカーに乗り換えた私たちは太陽の光をきらきらと反射してコバルトブルーに輝く素晴らしい海を見ながら 海岸線を南下しました。
何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝を持ってささげる祈りと願いによって、あなた方の 願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべてに勝る神の平安が、あなた方の心と思いをキリスト・イエスにあって 守ってくれます。ピリピ4:6〜7
私たちは心配を始めると、心が乱れ不安に襲われます。しかし、思い煩いは問題を解決しません。そこで、 すべてを解決する神に信頼して祈るならば、心に平安を取り戻し、問題の解決を見ることができるのです。