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051204

息子達の婚約式U

婚約式前日、「礼拝が10時15分からで、教会はここから歩いて15分程度だから、朝9時半ごろ迎えに来るので、それまで ゆっくり休んでいてください。」と息子に言われました。

しかし、朝5時には目が覚めてしまいました。それは毎朝4時45分に起きて、(妻は弁当を作るためにもっと早く起きる。) 5時から家族で早天祈祷会をして、6時のJRの電車で3男を高校に送り出すという生活を続けて来たからだと思います。

昨夜は疲れてお風呂にも入らずに寝てしまったので、お風呂に入りたいと思いましたが、朝早くからお湯を出す音が周りの部屋に 聞こえたら迷惑だろうと、しばらく布団の中でじっとしていて、6時過ぎにシャワーを使ってそっとお湯を注ぎ始め、6時半ごろ ようやく入ることができました。

妻と二人で聖書を読み、お祈りしてから朝食をとり、準備をして9時半に1階のロビーに下りていくと、すでに長男と次男が来て 待っていました。4人でホテルを出て路地を歩き始めるとまもなく教会が見えてきました。

教会の玄関には牧師夫妻を始め、受付の方々が待っておられ、優しく迎え入れてくださいました。2階の礼拝堂に上がると気が 引き締まり、今から行われる礼拝と婚約式の祝福のために祈りました。

礼拝には、新婦になるKさんのおばあさんや親戚の方々、お友達などがたくさん来てくださり、礼拝堂は後ろまでいっぱいに なりました。

礼拝では牧師先生がパスカルの言葉から「人はみな、神様によってしか埋めることができない心の空洞がある」といわれ、それは最初の 人類アダムとエバが罪を犯したためにできた空洞であり、その子孫であるすべての人間はそのことのゆえに、心に渇きを覚えるように なりました。

その霊的な飢え渇きを埋めるために、神のひとり子がこの世に人となって生まれてきてくださったのです。そして、私たちがその イエス・キリストを信じ受け入れる時、その渇きが癒されるのですと分かりやすくいろいろな角度から説明してくださいました。

さて、祭りの終わりの大いなる日に、イエスは立って、大声で言われた。「誰でも渇いているなら、 私のもとに来て飲みなさい。私を信じる者は、聖書が言っているとおりに、その人の心の奥底から、 生ける水の川が流れ出るようになる。ヨハネ7:37〜38

礼拝が終わると直ぐに婚約式が始まりました。二人が前に立つとみなで賛美歌を歌い、 それぞれの友人がお二人の紹介をして下さいました。

まず範洋兄の紹介者が、「彼はへりくだって謙遜な人で、ある夜礼拝堂に入るとそこには、一人ひとりの患者さんの名前を挙げて 真剣に祈っている彼の姿があった。」と身に余る紹介をしてくれました。次に立たれたKさんの紹介者は「彼女は優しくみんなに 好かれて、しっかり者です。」と紹介しておられました。後で牧師夫人からも彼女のことを「てきぱき仕事ができて、しっかりした 素晴らしい人です。」と教えてくださいました。

紹介が終わると、二人の婚約の誓約がありました。結婚を前提にお互いを大切にしながらお付き合いをしていこうという お二人の気持ちがはっきり伝わってきて感動しました。

婚約のしるしのプレゼント交換になると、範洋兄から「彼女にとても良く似合いそうだったので買いました。」とペンダントが 手渡されました。次にKさんが「いつも壊れそうな時計をしていたので買いました。」と時計をプレゼントしました。

婚約式では、お互いが浮ついた気持ちではなく、神様を土台として、真剣に二人の愛をはぐくんでいこうという真摯な気持ちが 伝わってきて、とっても良い式になったと思います。


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