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051211

息子達の婚約式V

婚約式の夜はかおりさんのご家庭に招待されて、私たち4人、範洋に私たち夫婦と東京から駆けつけた次男の光世とで彼女のお宅に 伺いました。

夕方6時過ぎに着きましたが、まだ準備ができていないので離れのほうでお待ちくださいと、もう一軒の家の方に案内されました。 そこはまだ新しい素敵なお家で、玄関の右側には広い応接間が見えました。私たちは左の畳の部屋に通されました。この離れには 宣教師の方やALT(英語の派遣外国人教師)が住んでおられたということでした。

準備されていたお茶をいただきながら、私たちにとっては全く接点がなく、旅行で訪れることすら想像できなかった群馬県に、 新しく親戚ができ、親しく交わりができるとは神様のご計画は計り知れないと思いました。

しばらくすると「準備ができました」と迎えに来てくださいましたので、一緒に母屋に移りました。するとそこには食べきれない ほどの料理がテーブルいっぱいに並べられていました。まるで、浦島太郎のいた竜宮城に舞い込んできたような気持ちです。

「どうぞ、お座りください。」と言われて座ったところ、そこは掘り炬燵になっていました。鹿児島で掘り炬燵というと時々料亭で お見掛けする程度なので感激しました。

お食事をいただきながら、いろいろあちらの様子を聞かせて下さいました。奥様は栃木県の今市のご出身だとかで、お父様が 「今市はとっても良いところだけど、名前が今一なんですよね」と言って皆を笑わせました。

お食事いただきながらの楽しい交わりが続きましたが、その中でお母様が一つの証しをなさいました。

それは東京のテラナスホール(クリスチャンの学生寮)の創立者、コーウェン宣教師が来られて礼拝メッセージを取り次がれた 時のことです。先生が「テラナスホールに牧師の息子で東京の大学に来ていた学生がいる。」と言って範洋の話をしたそうです。

そのとき、娘さんの結婚を祈ってたお母様にピンと来るものがあって、それから名前も何処の人かも分からないその人と娘さんが 結婚できるようにと祈り始めたというのです。

すると、3ヵ月後大学病院で研修を終えた息子が東京から群馬の伊勢崎の県立病院に赴任してきて、たくさんある教会の中でも、 彼女のご家族が通っておられる教会に導かれてきたというのです。お母様は神様の導きに感謝しました。

しかし、3年間一緒に教会生活を送っていながらも、二人の間に特に進展はありませんでした。それで、お母様も自分の祈りは 御心ではなかったのかなと思い始めました。すると、彼が大学病院に帰る3ヶ月前頃から二人の関係は急展開し、結婚の約束を するまでになりました。彼もこんなに近くに素敵な人がいたのに、気付かないできた3年間を悔やんだと思いますが、神様には時が あるので、そのように導かれたのだと思います。

この結婚は神様のご計画の中にあり、神様は娘さんの結婚相手のために真剣に祈っておられたお母様にご自分のみ心を示され、 具体的に祈るようにさせておられたのだと思いました。

神は、御心のままに、あなた方のうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださるのです。 ピリピ2:13

すべてにおいて、思いを与え実現に至らせるのは神様です。すべての支配者なる神様に感謝いたします。


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