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051218

息子達の婚約式W

もっとゆっくり群馬に居られたら良かったのですが、母をショートスティに預かっていただいていたので、後ろ髪をひかれる思いで、 明くる日には群馬を発つことに致しました。

東京へのバスの都合で朝7時に婚約者のKさんが迎えに来てくださることになっていました。ホテルの食事が7時からなので、 朝食をとる時間はないけど、この年になると別段そこらの執着はなくなっているので、食べないでもいいかなと思っていました。

7時ごろホテルのロビーに降りていくとKさんとお父様が迎えに来ておられ、私たちが朝食を食べる時間がないだろうからと お弁当まで準備して持ってきてくださいました。

車で前橋のバス停まで送っていただき、しばらく待っていると空港バスが入ってきました。バスに乗り込む時に運転手さんから、 「どこの飛行機に乗られますか」と尋ねられました。私は息子から羽田空港第一ビルで降りるようにと教えられ、そればかり 思っていたので、いきなり航空会社の名前を聞かれて面食らってしまいました。すると、戸惑う私の傍らに居たKさんが、すかさず 「スカイマークです」と答えてくれたので助かりました。

さて、われわれを乗せた高速バスは来る時とは違い、明るい町並みの中をあちこちのバス停に止まりながら走りました。結局は 来る時よりも30分ほど長く、つごう3時間半ほどもの時間がかかりましたが、景色が見えたせいか来る時よりも短く感じました。

バスが空港内のバス停に止まるたびにお客さんがどんどん降りてゆき、羽田空港第一ビルに着いた時は私たち二人だけになっていまし た。私たちが降りて、運転手さんが荷物を下ろそうとされた時、突然「あっ、あなた方はスカイマークでしたね。もう一度乗りなさい、 そこまで送っていきますから。」と言われ、再び乗せてくださって、スカイマークの出発ロビーの直ぐ前まで送ってくださいました。

都会の東京でこんな親切に出合うとは想像もしていなかっただけに一際嬉しく、この旅の間に受けた恵みの数々をも合わせて 思い出しながら主に感謝しました。

荷物を預けて、出発ロビーに出るために入場ゲートをくぐらなければなりません。小荷物や携帯電話を小さなケースに入れて、 着のままでゲートの下を通りますが、私は以前良くピーという音が鳴って横で調べられていたので、通る時はいつもどきどきします。 しかし、今回は往復とも音は鳴らないで通り抜けられたのでホッとしました。

私はここをくぐりながらある一つのことを考えました。それは、私たちはみな、やがて神の前に出て罪がないかを調べられる時が 来ると言うことです。

そして、人間には一度死ぬことと死後に裁きを受けることが定まっているように、・・・。 ヘブル9:27

その時にピーと警告音がなって、罪ありとされないように、いつも救い主なるイエス様を見上げて生きて行きたいと思いました。

人生でたくさんの良いことをした、困った人に親切を施してきたということはとっても大切なことです。しかし、神の前のさばきとは 直接には関係ありません。私たちの罪を取り除くのはただイエス様の身代わりの死を信じることのみにかかっているのです。

先の聖句は次のように続きます。

キリストも、多くの人の罪を負うために一度、ご自身をささげられましたが、二度目は、 罪を負うためではなく、彼を待ち望んでいる人々の救いのために来られるのです。ヘブル9:28

私たちの罪はイエス様が代わりに負って下さいました。私たちがその事実を受け入れる時にはじめて何の心配もなく裁きのゲートを くぐれるのです。


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