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060319

教会での結婚式

私たちの教会に昨年から来られているモンタナ・ドネールさんが教会で結婚式を挙げることになりました。彼女はアメリカ人で日本の 学校で英語を教えるために来られているALTの先生です。そして、彼女の結婚相手の方は日本人ですが、今アメリカで勉強(研究) されている肥後さんという方です。

式当日は朝、子ども達が登校する前にまず、朝市でバージンロードの両側を飾るための黄色いスイセンの花を買いました。そして、 街頭でのみどりのおじさんの仕事を終わると、今度は妻と一緒に谷山までバージンロードの両側に張るテープを買いに行きました。

礼拝堂に花が飾られ、テープが張られ、希望キリスト教会から借りてきたバージンロードが敷かれると、結婚式の雰囲気が 出てきました。準備しながらなんだか自分のことの様に心が浮き浮きしてきます。

式の30分ほど前になると新郎新婦が駆けつけてきました。お二人が準備してこられた結婚証明書は幸せそうなお二人の写真や ご家族の写真が貼られ、両開きの素敵な署名簿になっていました。

それを講壇の署名台に置き、お二人から受け取った結婚指輪をリングピローにセットすると一応式の準備は整いました。

教会の婦人方はそれから式後の交わりの時のお菓子やお茶を台所と母子室で準備しています。私は式の模様を写真で残せるように カメラをチェックします。そして、式の中で入退場や賛美歌はクラビノーバの自動演奏を使うのでカセットのチェックをし、また式の 内容を録音するために胸ポケットに小型の録音機を入れ、念のために教会のマイクからも録音できるようにセッティングして本番に 備えます。

10日ほど前に行われた長男の結婚式の時はホテルだったので、それらのことは何にも気にする必要がありませんでした。だから、 式のメッセージばかりに集中できましたが、今回はそうは行きません。何か不都合があったらいけないといろいろ心配しながら式に 備えたので、今回のほうがどきどきし、ずっと緊張しました。

肥後兄のご両親とモンタナ姉のお友だちが駆けつけてくださり、いよいよ式が始まりました。「タンタンタターン、 タンタンタターン」と結婚行進曲が流れ、新郎新婦が緊張した面持ちでバージンロードをゆっくりと歩いてきます。

賛美歌を歌い、聖書を読み、私のショートメッセージが終わると、いよいよお二人の誓約です。誓約では二人とも3回づつ告白を していただくことになっています。モンタナさんには英語で言って良いですよと以前に話しましたが、日本語でやるとのことだったので 少し心配していました。しかし、ひとことひとこと丁寧にきれいな日本語で誓約して下さいました。そして、そればかりではなく、 署名簿にきれいな字で肥後モンタナと漢字で書かれたのにはびっくりしました。よほど練習してこられたのでしょう。

素敵なこのカップルが主を中心とした幸せな家庭を築いていかれることを心からお祈りしたいと思います。

創造の初めから、神は、人を男と女に造られたのです。それゆえ、人はその父と母を離れて、 ふたりの者が一心同体になるのです。それで、もはやふたりではなく、ひとりなのです。こういうわけで、人は、神が結び合わされた ものを引き離してはなりません。マルコ10:6〜9

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