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060709

やったー、私はお爺ちゃん

3月に結婚した31歳の長男から連絡が入って「妻が妊娠6週間目だということが分かった。」と言ってきました。いよいよ私も お爺ちゃん。出産予定日の2月が待ち遠しい限りです。

私の場合は25歳で結婚して翌年に長男が生まれました。自分の子供の可愛さはまた格別で、何時間も病院のベッドのそばで、ただ 眠っているだけの彼を見続けていました。妻は看護婦さんから「ご主人は赤ちゃんが好きですね〜」と言われたそうです。それから 二人は退院して家に帰ってきました。さあ、今日からは家に帰ったら、いつでも子供を見られると喜んでいましたが、 予期せぬ事態が。

彼はよくミルクを飲む子で、夜中3〜4回大声で夜鳴きをして、お乳を欲しがるのです。彼の時は妻の母乳の出が余り 良くなかったので、母乳だけでは足りません。そこで、妻がおしめを変えたり母乳を上げたりしている間に私がミルクを作って 準備しなければならなくなりました。当時私はまだ多忙なサラリーマンの身でしたので、昼間は目いっぱい働いてきて、夜は何度も 起こされるという、ゆっくり休めない日々を過ごしました。したがって、子供は1人でたくさん、もうこりごりだと思っていましたが、 彼の可愛さと日々の成長を見ていると、以前の苦労などどこかへ吹っ飛んでしまいました。

それから、5年後に次男が生まれました。妻が彼を妊娠している時は、彼女に喘息が出て、何度も病院に駆けつけました。苦しそうな 彼女の呼吸を聞いていると、もう何度も死んでしまうのではないかという不安に襲われました。また、同時に次男が無事に生まれて きてくれるだろうかという心配と、妻が喘息のためたくさんの薬を飲んでいたので、心身ともに健常で生まれてくれるだろうかという 不安が常に付きまといました。しかし、彼の場合も健康で、頭のほうへの影響も多分大丈夫??だったと思います。

さらに、8年後三男が生まれました。さすが3人目ともなると妻は落ち着いたもので、出産予定日になると、「どうも今日 生まれそう。しばらく子供たちのおやつを作れないので1ヶ月分作っておきましょう。」と朝からクッキーを山ほど焼き始めました。 クッキーも大分できた頃に「生まれそうだから、そろそろ病院に連れて行って。」と言って、車に乗り込みました。家から病院まで 車でたった5分の距離です。車で病院に向かう途中でちょうど電車の信号待ちにかかりました。すると妻が「もう出そう。ここで 生まれるかも。」と。「エエッ、うそでしょう。」と言いつつあせる私。立ち往生している踏切から病院は見えますが、動くことは できません。やっと電車が通り過ぎると、猛スピードで病院へ、病院に着き分娩室に入るや否や「オギャー」との泣き声、いくら なんでも家の子じゃないでしょうと思っていると、看護婦さんが来られて「おめでとうございます。男のお子さんです。」妻が 安産だったことを喜ぶと共に、「良かった。間に合って。」と神様の恵みとお守りに感謝しました。

子供が生まれるまで、また成長段階でも多くの苦労をし、たくさんの心配をしましたが、それぞれ元気に成長し、祝福されています。 神様は私たちを助け、守ってくださるお方です。

主は、ご自分の羽で、あなたを覆われる。あなたは、その翼の下に身を避ける。主の真実は、 大盾であり、とりでである。あなたは夜の恐怖を恐れず、昼に飛び来る矢をも恐れない。また、暗闇に歩き回る疫病も、真昼に荒らす 滅びをも。千人が、あなたの傍らに、万人が、あなたの右手に倒れても、それはあなたに近づかない。あなたはただ、それを目にし、 悪者への報いを見るだけである。それはあなたが私の避け所である主を、いと高き方を、あなたの住まいとしたからである。 詩篇91:4〜9

私も孫が生まれる頃は58歳、もう孫だけでなく、自分の息子や嫁からまでも「お爺ちゃん」と呼ばれる覚悟はできています。 これからは孫の成長を楽しみたいと思います。


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