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060820

トーマス楽しい思い出ありがとうU

ホームスティ2日目。朝7時、約束の時間にトーマスを起こしに行くと彼はすでに起きていました。それで、シャワーを勧めると 喜んで直ぐシャワーを始めました。

私たち夫婦の朝食は基本的に野菜ジュースを1杯飲むだけなので、朝食は3男の恵悟とふたりで1階で食べていただきました。 二人はパンやココアを何やら話しながらゆっくり食べていました。そこで、恵悟は今日と明日は模擬テストがあるので、残念ながら 彼と同行できない旨、伝えていました。

昨晩、彼から「日本の温泉に入るのに、特に問題はない。」と聞いていたので、9時になると彼を連れて、指宿の砂むし温泉に 出かけました。車の中で、彼が「私のお父さんはキプロス人で、お母さんはドイツ人です。だから私はハーフなんです。また、 お母さんは背が高いがお父さんはそんなに高いほうではないのです。しかし、3人の子供たちはみな背が高いんです。」など彼の 家族のことを色々教えてくれました。指宿の砂蒸しの海岸に着くと、彼は砂浜から立ち上る温泉の蒸気に驚いていました。それから、 二人並んで暑い砂の中に埋められました。トーマスは身長190センチ、私は165センチなので、彼の方は私より随分長く 掘っていました。多分彼の下の段に寝ている人の頭近くまで彼の足がいっていた事だろうと思います。私たちは約20分間砂の中に いて、熱くなってきたので、砂から上がり温泉に入り、砂を流しました。私がトーマスに「砂に埋められてあなたの身体の毒素が 出たので、ハンサムになったよ。」と言ったので、頷きながら彼も笑いました。

それから一旦家に帰って、妻を連れて3人で高原のホテルのレストランに向かいました。彼にそこから見える鹿児島市の素敵な景色を 見せたいと思ったからです。行く途中、彼に山上のホテルのレストランに向かっている旨を伝えると、「その山桜島?」と笑いながら 尋ねてきました。レストランに入ると、彼は眼下に見える鹿児島市街と、青々と広がる錦江湾それに雄大にそびえる桜島を見て、 たいそう喜んで何枚も写真を撮りました。

彼がナイフとフォークを上手に使って食事を食べるのを見て、妻が「さすがにナイフとフォークの使い方がうまいね。」というと、 彼は私たちに「さすがにお箸を使うのがうまいね。」と言ったので3人で笑いました。

また、彼が日本のサムライに興味を持っていたので、食事が終わると、知覧町の武家屋敷へ行きました。私たちも武家屋敷に 入るのは初めてだったけど、彼もきれいに造られた日本庭園に感激し、盛んに写真を撮っていました。それから武家屋敷の前にあった 英国会館に入り、かき氷を食べました。彼から「Cold」は日本語で何と言うのかと聞かれたので、「つめたいだよ。」と言うと、 彼は盛んに「つめたい。つめたい。」と言いながらかき氷を食べていました。それから、帰宅途中指宿スカイラインの展望所から 桜島が噴火しているのを彼が見つけて、喜んでシャッターを切っていました。そして、私たちは家に帰ってしばらく休みました。

以前、ドイツの人は余り魚料理を食べないと聞いていたのに、彼は魚大好き、寿司も大好きと昨晩の交わりの中で話していたので、 夕食は彼を連れて近所の食堂に行き、寿司を食べさせることにしました。食堂に行くと、先日の喜入ジュニアリーダースのメンバーで ある絵美さんという人がアルバイトで来ていました。彼女は他に二人、トーマスの旅行仲間が食べに来たと教えてくれました。 トーマスは美味しそうに寿司を食べていましたが、しょうゆにご飯の方をたっぷり浸けて食べていましたので、妻が魚の方をしょうゆに 浸けて食べるんだよと教えていました。

家に帰ると彼が疲れているようだったので、直ぐ休むように伝えました。彼はしばらく荷物の整理をしていましたが、すぐに 寝いったようでした。

兄弟愛をいつも持っていなさい。旅人をもてなすことを忘れてはいけません。こうして、ある人々は 御使いたちを、それとは知らずにもてなしました。ヘブル13:1〜2

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