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061126

神の恵みに感謝

いつも妻と二人で近所のスーパーに買い物に行きます。私は荷物持ち兼運転手です。今日も祈祷会を終えて二人で出かけました。 スーパーに入るといきなり、りんご、みかん、柿など秋の果物が山積みされているコーナーがあり、それに続いて、大根やキャベツ、 白菜などの野菜類が整然と積まれているコーナーへと続きます。

数日前までは暑い日が続いていたので、鍋物に使う野菜類のコ−ナーは人影もまばらでしたが、ここ数日、急に風が冷たくなって きたので、多くのお客さんが鍋物の野菜コーナーに集まるようになって来ました。

それにしてもたくさんの種類の果物や野菜類があることに驚きます。果物はりんごだけ、野菜は白菜だけでもよさそうなのに、神様は 私たちの健康を支えるために、色々な栄養素を備えた野菜や果物、また私たちが食を楽しむために、いろいろな味や形をした果物や野菜を 備えてくださいました。

食卓においしそうなご馳走やデザートが並ぶ時、神様の細かな配慮と愛を感じずに入られません。私は時々1日食事を抜いて断食を しますが、そのときは自分がどんなに食事を楽しみに生活していたのかを痛いほど感じさせられます。私たちは嬉しいことがあったと 言えば食事をし、久しい人に会ったと言えば食事をして楽しみます。そのようなことを考えると食事は私たちの、生活における楽しみの 重要な部分を占めていることが分かります。

先日、12月の講演の打ち合わせに西指宿中学校に寄りました。校長先生は以前喜入中学校の校長をしておられた先生でしたので、 久しぶりの再会をお互いに喜びました。校長室で親しくお交わりをしているとき先生から、「今1年生が自分達で育てたサツマイモで 調理実習をしているので、見に行きませんか。」と誘われたので、先生について調理室に行きました。

そこでは、制服のままだったり、制服の上にエプロンを着けたりした1年生が男女入り乱れて、ワイワイ、ガヤガヤ言いながら芋の 皮をむいたり、スライスしたりと悪戦苦闘していました。薄くスライスしている生徒に「何を作っているの。」と聞くと 「ポテトチップスです。」と答えてくれました。また、他の班では芋をぶつ切りにして大学芋を作ったり、潰してスイートポテトを 作ったりしていました。

どの班も思うようにできないようで、自分達の育てた芋と格闘していましたが、どの顔も楽しそうで、収穫の喜びと自分達の芋が おいしそうな食べ物に変わっていく喜びとで輝いていました。

今回の日曜日は教会で収穫感謝礼拝を行いました。天地を造られた神様は、私たちを愛して季節に合わせて様々な食べ物を備えてくだ さいました。教会の皆さんが持ち寄ったいろいろな収穫物を見ながら、神様の愛と恵みに共に感謝するときを持ちたいと思います。

次いで神は仰せられた。「見よ。私は全地の上にあって、種を持つすべての草と、種を持って実を結ぶ すべての木とをあなた方に与えた。それがあなた方の食物となる。また、地のすべての獣、空の鳥、地を這うすべてのもので、いのちの 息のあるもののために、食物として、すべての緑の草を与える。」すると、そのようになった。創世記1:29〜30

秋になると収穫の感謝のお祭りが各地で行なわれます。与えられた恵みを感謝することはとっても大切なことです。しかし、感謝の 対象を間違えないようにすることはもっと大切なことだと思います。種を与え、雨を降らせ、太陽の光を与えて、作物を育ててくださった 創造主なる神様の恵みに心から感謝します。


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