070218
やきもきの一週間
3男の受験が始まりました。彼は小学生のころから長男、次男が出たT大学に行くんだと公言していました。彼が小学生のころは それなりに勉強もし、お兄ちゃん達と遜色ない、いやむしろ彼の方が良い位の点数を取っていました。それが中学生になると急に勉強に 対する意欲、集中力がなくなり、成績も落ちてきました。
それが、中3の夏が過ぎて高校受験が間近に迫ると、少しやる気を出して勉強をしだして、何とかお兄ちゃん達と同じ高校に滑り込め ました。今度こそ真面目に勉強してくれるかと期待していたら、高校ではダンス部に入り、部活に熱中する余り、毎日疲れて帰って 来ては、ほとんど勉強しないで寝るような有様でした。
高2のときは、予習復習はおろか最低の宿題(提出物)までもしていない様子で、成績も芳しくないので、担任の先生がたいそう 心配してくださいました。しかし、そのような彼を、先生は例え成績がどうであろうと、最後までT大目指してあきらめずに頑張れと 励まし続けてくださいました。
そして、高3の6月部活が終わってから遅ればせながら、少し受験を意識して勉強し始めました。それとてもほかの受験生に 比較すると、まだまだ甘い受験勉強でした。それでも、彼の得意な数学と理科は何とか成績が伸びましたが、地道に努力が必要だった 英語や国語は今までの怠けたつけが出て、思うように結果が出てきません。
センター試験では数学や理科はかなり良い成績を取れましたが、案の定英語と国語は苦戦しました。それでも、T大に受験願書を 郵送しました。しかし、今年の出願状況を見ると、T大受験希望者のうち第一次選抜(足きり)で1500人以上の人が振り落とされる ことが分かり心配になって来ました。
それの結果がこの一週間の内に届くことになっていたので、毎日どきどきしながら郵便物を待っていました。そして先日、ついに 大学から第2次学力試験受験票等が送られてきました。まずは、第一次選抜をクリアーできて、ひと安心です。次の第2次選抜試験は 数学と理科の比重が大きく、彼の苦手な国語の比重が小さいので、英語の出来次第では一発逆転もありうるかなと淡い期待を持ちながら 過ごしています。
また、一方彼の結果を待ってやきもきしている間に、今度は千葉にいる長男から電話で赤ちゃんが生まれそうなので、お嫁さんの 実家(群馬)に急ぎますと言ってきました。そわそわしながら孫の出生を待っていると、今度は病院に着いた彼から、お嫁さんの陣痛が 起きているのに、赤ちゃんが出て来られないので、帝王切開して産むことになりました。お祈りくださいとの電話が入りました。
さあ、今度はこちらの心配です。神様に最善の手術が行なわれ、母子共に健康で元気な赤ちゃんが産まれる様に祈り求めました。 するとしばらくして妻から私の携帯電話に、「3000gの女の赤ちゃんが産まれたそうよ。また、母子共に元気な様子だよ。」という 連絡が入りました。おめでとう、これでこちらの方も一安心です。
あなたがたの思い煩いを、一切神に委ねなさい。神があなた方のことを心配してくださるからです。 Tペテロ5:7
わたしたちは自分でできることは精一杯努力する必要があります。しかし、いくら心配し、思い煩ってみても、私たちの力では どうすることもできない、自分の力の及ばないことに関しては、神様に委ねることが重要なのです。
私も、私たちのことを心配してくださる神様がおられるのに、勝手に心配して過ごしたこの1週間を悔い改め、御言葉の約束に 信頼して生きて行きたいと思います。