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070722

幸せな人生の秘訣X

私たちは楽をして楽しくではなく、苦労することによって幸せを実感しているって本当なのでしょうか?

私達の教会の前に朝市が出ます。主に家庭菜園で作った無農薬の様々な野菜が安くで販売されています。随分人気があって開店1時間 も前から来て待っている方もおられます。そして、そこに野菜を提供し、販売しているのは70歳代のおばあちゃん方が中心です。

すでに年金を貰っているのであろう彼女達は、別に働かなくてもデイサービスに行ってお風呂に入って、テレビを見て、のんびり していても毎日を過ごしていけるでしょう。それなのに炎天下で草を取ったり、害虫を捕ったりして野菜を育て、朝市に持って来て、 大して儲けも出ないような安い値段で販売します。しかし、彼女達からこの仕事を取り上げることはできません。なぜなら、これが 彼女達の生き甲斐となり、彼女達のうちに生き生きとした幸せな人生を生み出しているからです。

このように私たちは幸せを得るために苦労を選ぶことを良くします。たとえば中学校や高校に行って部活に入る子がたくさんいます。 部活に入るのと、入らないのと、どっちが楽をして楽しくかと言うと、そりゃー絶対入らないほうです。学校が終わると家で昼寝を していても、魚釣りに行っても、ボーリングやカラオケに行っても何でも自由です。しかし、一旦部活に入ってしまうとまず時間的な 制約があります。そして走らされたり、球拾いさせられたり、腕立てをしたり、素振りをしたりと、明らかに苦労をさせられます。特に プロを目指すサッカーや野球などの部活は土日も練習や試合があり、ほとんど遊ぶ時間を持てません。それなのにたくさんの生徒が 喜んで入って行きます。それは、苦労することによって初めて充実感、達成感、生き甲斐、幸せと繋がっていくからです。したがって、 幸せのベースに苦労があることが分かります。

さらに次のような事実もあります。私達の隣町に指宿市があり、そこで菜の花マラソンが行なわれ、毎年1万4千人もの人々が 参加され賑わいます。そして、その前後は私達の町の民宿までも一杯になります。東京、大阪、いや東北や北海道辺りからも走るために 来られるからです。よく考えると、彼らは参加するために、すでに何万円もの旅費を払って来ておられるのです。そして、当日参加料と してさらに3千8百円を支払います。それなのに彼らは5時間、6時間、7時間・・・と走り続けるのです。つまり彼らは大金を払って 苦労をしに来ているのです。なぜなら、苦労が彼らに達成感や生き甲斐、幸せを実感させるからでしょう。

もし苦労が幸せを実感させるのでなかったら、このような企画は成り立たないと思います。どうしてもこのイベントを成功させたいと 思うなら、新車や薄型テレビなど相当高額な景品を準備しないといけないことでしょう。それなのに、お金を払ってまで走ってくれる なんて何と有難いことでしょう。5キロ走った人は、次は10キロ、10キロ走った人はフルマラソンへと挑戦していきます。この頃は フルマラソンよりさらに大きな苦労を強いられるトライアスロンに挑戦する人も増えてきました。皆幸せを実感させるための苦労を したいのです。

しかし、苦労が幸せを生むためにはひとつの条件が必要です。それは苦労を前向きに喜んですると言うことです。部活にしても フルマラソンにしても嫌々していたら苦労は苦労で終わってしまいます。すなわち、生活全般「何で私がこんな苦労をしなければ いけないんだ。」という捉え方をする人は苦労が幸せを生み出すことはできません。苦労が幸せのベースだと前向きに捉えるならば、 それが充実感、達成感、生き甲斐、幸せと繋がることを期待しましょう。苦労した方が喜びは大きい、幸せは大きいのです。前向きに 苦労に取り組みましょう。

そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた 品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。この希望は失望に終わることがありません。 ローマ5:3〜5

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