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080518

古き良き日本人

先日、日本を代表する老舗料亭「船場吉兆」においてなされていた使いまわしの問題がニュースで報道されました。つまり、お客さんが食べ残した物が ほかのお客さんに再び出されていたということが分かったのです。1食3万円もの高級料理の一部が他の人の食べ残しだったなんて・・・、知った馴染みの お客さんはさぞかし憤慨されたことだろうと思います。贔屓にして吉兆を支えて下さった大切なお客さん方に対する感謝の気持ちが薄れて、自己の儲けのみに 走った結果だったと思います。

かつて、日本人には「恥」の文化というものがあって、たとえ自分は貧しい、苦しい思いをしても、人の道に反する恥ずかしいことは絶対にしないという ほこりを持って生きていました。阪神大震災の混乱の中でも、食べ物を求めたり、品物を求めて店を略奪するということは起きませんでした。ですから、外国の ニュースで様々な混乱の中、品物を求める暴徒が店を略奪している映像を見たりするとき、そのような「恥知らず」な行為に憤りを覚えました。

しかし、残念ながら中越地震のおり、全村非難した山古志村で、避難中に何者かが家々に入って物品を奪っていたことが分かり、避難民のみならず、 日本中をがっかりさせてしまいました。また近年、収穫前の高級サクランボやお米などの盗難が頻繁に起き、鹿児島でも収穫前のスイカを連日トラックで来て ごっそり盗んでいくという事件も起きました。つい先日には夜間にバスのバッテリーが大量に盗まれ、バスの運行ができなくなり、朝の通勤通学に大きな 影響が出てしまいました。そのほかにもお茶を霜の害から防ぐ、送風機の電線が盗まれる事件が頻繁に起きました。嘆かわしい限りです。

これらすべて、相手の痛み、またそれによる影響等を全く考えないで、ただ自分さえよければ良いという自己中心的な考え方からきているように思えます。 今や、日本人の特徴を表す「思いやりの精神」はどこに行ってしまったのでしょう。もう一度古き良き時代の日本人の誇りを取り戻そうではありませんか。

ザビエルが日本に来た当時、日本人のことを、母国に次のように紹介しています。(資料;山口のザビエル記念聖堂)

この国の人々は今までに発見された国民の中で最高であり、日本人より優れている人々は、異教徒の間では見つけられない でしょう。彼らは親しみやすく、一般に善良で、悪意がありません。驚くほどの名誉心の強い人々で、他の何よりも名誉を重んじます。大部分の人々は 貧しいのですが、武士もそうでない人々も、貧しいことを不名誉だとは思っていません。 2−1.書簡第90−12:1549年11月5日(鹿児島)

目先の利益のみを追求しないで、もっと自分の行動に誇りを持って、相手の痛みを自分のものとすることができる日本の良き文化を取り戻しましょう。

思い違いをしてはいけません。神は侮られるような方ではありません。人は種を蒔けば、その刈り取りもすることに なります。自分の肉のために蒔く者は、肉から滅びを刈り取り、御霊のために蒔く者は、御霊から永遠の命を刈り取ることになるのです。善を行うのに 飽いてはいけません。失望せずにいれば、時期が来て、刈り取ることになります。ガラテヤ6:7〜9

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