080629
終末の前兆?
今月14日に発生した岩手・宮城内陸地震によって、たくさんの方々が被害を受け、不自由な生活を強いられています。山の形が変わってしまうほどの 大地震で、道路は寸断され、ライフラインの復旧もままならない状況で、地震によってできたダムも、いつ決壊するか不安は尽きません。日本中が、中国の 四川省で起きた大地震のニュースが連日報道されている最中の自国での大地震だったので驚きました。
世界的には2004年12月に起きたスマトラ島沖地震、マグニチュード(M)9,3という大地震が記憶に新しいですが、あの地震は、なんと阪神・ 淡路大震災の4000倍に相当するエネルギーが放出されたというから驚きです。いずれにしても1000年に1度と言われるような大地震が頻発するように なってきたことに不安を覚えます。
日本においても、震度5を超えた地震は過去5年間に70回を数えるということです。主なものは住宅の全半壊が5000棟を超えた2003年7月の 宮城県北部地震M6,4、同じ年の十勝沖地震M8,0、2004年の住宅全半壊約16000にも及んだ新潟県中越地震M6,8、2005年の住宅 約1000棟が全半壊した宮城県沖地震M7,2、さらに2007年の能登半島地震M6,9(住宅全半壊2400棟)、同じく2007年新潟中越沖地震 M6,8(住宅全半壊約7000棟)、それに先日の岩手・宮城地震M7,0です。
今や1000年に1度、100年に1度、30年に1度と言われるような大地震が群発するようになって来て、過去のデータが当てはまらなくなって きました。特に日本列島は地震の巣の上に住んでいるようなもので、明日にでも自分が災害に巻き込まれたとしても不思議ではありません。
物騒な話になってしまいましたが、これは聖書が終末について預言していることであって、聖書はあらかじめ私たちに、この世には終わりがあり、私たちは それに備えるようにと教えています。そして、聖書にはこの世の終わりにはどのようなことが起こるのか、その前兆となるべきものが書かれています。
イエスの弟子たちがイエス様に「あなたが来られる時や世の終わりにはどんな前兆があるのですか。」と聞きました。それに対して、イエス様は「『私こそ キリストだ。』と言って世を惑わす人が出てくる。』と言われました。すでに世界中にたくさんの、そう名乗る人が出てきています。また、「不法がはびこる ので、多くの人たちの愛は冷たくなります。」とも言われました。確かに、昔に比べると自分勝手になり、平気で人の物を盗んだり、人を傷つけたりと悲しい ニュースが多くなってきました。先日は収穫前の桃が、夜のうちにトラック数台で来た盗人によって、持ち去られたと報じられていました。
さらに、「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に飢饉と地震が起こります。」とも言われました。今や、世界の国や民族は、何が国益に かなうかで物事を判断し、何が善で何が悪なのかの判断基準を失ってしまいました。たとえば、地球温暖化の問題で二酸化炭素削減の国際協定が、自国の経済 利益を損なうという理由でなかなか結べません。しかし、そのことによって地球の砂漠化が進み、異常気象による飢饉が広がって来ています。
地震に至っては先に述べたように明らかに増えてきました。以前はこれほどまで地震のニュースを聞くことはなかったのに、今は世界中至る所で毎日 起きています。
大丈夫です。神様は私たちに逃れる道、救いの道を備えて下さっています。お近くの十字架のある教会をお気軽にお訪ねください。救いと恵みの道を教え、 あなたの人生に新たな希望が与えられることでしょう。
まことに、あなた方に告げます。これらのことが全部起こってしまうまでは、この時代は過ぎ去りません。この天地は 滅び去ります。しかし、私の言葉は決して滅びることがありません。…だから、目を覚ましていなさい。あなた方は、自分の主がいつ来られるか、知らない からです。マタイ24:34〜35,42