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080713

元気な子供たち

この3週間、秋葉原殺傷事件、岩手・宮城内陸地震、世界的物価高騰等重いテーマで書いてきたので、今日はかわいい子供たちのお話にしたいと 思います。

今年の梅雨は予想よりかなり早く明けて、暑い夏の日差しが降り注ぐようになりました。梅雨の間中、子供たちが土砂降りの中、スカートや半ズボン、 靴下までぐっしょり濡らして歩く姿を毎年見てきましたが、今年はほとんどそのような光景は見られなくて感謝でした。土砂降りの日がなかったわけでは ないのですが、なぜか登校時間になると、不思議に雨が上がり、そんなに酷く濡れることなく登校できたので、良かったなと思っています。

さて、子どもたちは登校途中で色んなものに出くわします。先日は3年生の男の子が、手に黒いものを持って「おじちゃん、おじちゃん。ビニール袋 ちょうだい。」と言って急いできました。「どうしたの?」と聞くと、「うん、途中で黒アゲハを捕まえたんだ。」と言って見せてくれました。急いで家に 帰りビニール袋を渡すと、アゲハ蝶をその中に入れて、学校に向かって歩き始めました。歩いてゆく彼に向って、「ビニール袋は少し開けておかないと蝶は 息ができないよ。」と叫ぶと、彼は「わかってるよ。」と言って振り向かずに行ってしまいました。

また、2年生の男の子が鼻血を出して歩いてきたこともありました。その時も急いで家に帰り、ティッシュケースを持ってきて彼の手に付いた血を拭き、 また血が止まるように鼻にティッシュを当てさせて、「学校に着いたら、すぐ保健室に行って、保健の先生に診てもらいなさいよ。」と念を押して学校に 向かわせました。

そのほか、クワガタやカミキリムシを捕まえて来て見せてくれる子がいたり、蟹を捕まえてきたり、青虫を虫かごに入れていて見せてくれたりします。 また、先日は4年生の女の子が赤、白それに黄色の小さな花々で作った、小さな小さな花束を作って、人差し指と親指で挟んで持ってきて「おじちゃん。 これあげる。」と言って渡してくれました。どうやら登校途中で道々に生えている雑草の花を摘みながら来たようです。

さて、ついに梅雨も明けて、急に暑くなって来ました。子どもたちは額に汗しながらプール道具を持って登校して行きます。こちらは暑さでバテそうに なっていても、子どもたちは、いたって元気で、走りながらハイタッチをして通ります。先日真っ黒に日焼けした子がいたので、「焼けたね。どうしたの。」と 聞くと、「うん。昨日サッカーの大会があったんだ。」と教えてくれました。「そうか・・・、ところで試合の結果はどうだったの。」と聞くと、「うん。 勝ったよ。」との返事。「強いんだね。」と言うと、ニコッと笑って得意そうに学校に向かって行きました。

子どもたちは、もうすぐ長い長い夏休みに入ります。しばらくは彼らの元気な顔は見られないけど、2学期になると、日焼けした彼らからいろいろな 夏休みの思い出を聞くことができるので楽しみです。みんなが事故のないように元気に夏休みを過ごせるように心から祈ります。

子どもたちは町の宝、国の宝です。この子供たちが間違った道に進むことなく、清く明るく、順調に成長してくれることを切に願います。

イエスは彼らに言われました。「まだしばらくの間、光はあなた方の間にあります。闇があなた方を襲うことのないように、 あなた方は光がある間に歩きなさい。闇の中を歩く者は、自分がどこに行くのか分かりません。あなた方に光がある間に、光の子どもとなるために、光を 信じなさい。」ヨハネ12:35〜36
私は光として世に来ました。私を信じる者が、だれも闇の中にとどまることのないためです。 ヨハネ12:46

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