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080720

出産前から幼児期の子育て

子育ての講演会が多い割には、子育てについてあまり取り上げて来なかったので、今回から数回に分けて、先日の講演会でお話しさせていただいた子育てに ついてのお話をテープ起こしするような感じで抜粋して以下に書かせていただこうと思っています。

*私は今日のように出産を控えたお父さん・お母さん方から、幼稚園、保育園の保護者への子育てのお話、小学校入学前の児童を持つ保護者の方々への 「就学児を持つ親の心構え」、それに各地の小学校、中学校の保護者への教育講演会や家庭教育の話、高校生へ「夢と希望について」、一般の方々への「積極 人生のすすめ」、そして老人会等での「老後の生きがい」など、正しくゆりかごから墓場まで頼まれたらなんでもお話ししてまいりました。

今日は出産を迎えるご夫妻を中心に幼稚園児や保育園児をお持ちの保護者の方々もお集まりだと伺っております。そこでまずは出産前のご両親の心構えに ついてのお話をさせていただきながら、その中でよい家庭環境づくりや、子育てのポイント等を時間が許す限りお話しさせていただきたいと思っています。 数討ちゃ当るでいろんなお話をさせていただきますので、自分に関係のあるところだけ熱心に聞いていただければ結構です。

さて、今から出産を迎えられる方は楽しみな面もあるでしょうけど、また同時にたくさんの不安をも抱えておられることと思います。以前どのような不安が あるかをある方に聞いてみたことがありました。すると、@順調に出産できるだろうか。子供が元気に生まれてきてくれるだろうか。A生まれたら、ちゃんと 子育てができるだろうか。B子供に良い家庭環境を提供できるか、また父親との関係がうまくできるだろうかということでした。

そこで、これらのことについて一つ一つ考えてゆきたいと思います。まず@順調に出産できるか。元気に生まれてきてくれるだろうかですが、これらの ことはあなたの心配によってどうなるものでもありません。ここで大切なことはあなたの視点を不安から良いほうに向けることです。

例えば、2,3歳の子供の予防接種で、子供たちが、「注射って痛いんじゃないかしら」って心配しながら、自分の腕に注射針が刺さるのをじっと 見ていたら痛みは倍増するでしょう。それよりも付き添いで来たお母さん方のほうに目をやり、「やっぱり僕のママが一番きれいだな」なんて思っていたら、 注射の痛みを感じる間もなく終わってしまいます。

それと同じように、出産も「順調に出産できるかな」なんて心配しすぎると、返って心配が増幅されてしまいます。妊娠時にいろいろ心配すること自体が、 自分の体のためにも、おなかの赤ちゃんのためにも悪影響を及ぼし、悪い結果を誘発してしまいます。

いま大切なことは、明るいほうに目を向けること、希望を持って喜んで出産を迎えることです。前回こちらでお話しさせていただいた時に、初めて出産 されるお母さん方が、赤ちゃんの重さ(約3キロ)の人形を抱いて、お母さんになる実感を噛みしめていました。前向きに出産を迎えるためには良いことだと 思います。

私の長男の嫁は孫を身籠った時、切迫流産かもと心配しましたが、今は1歳の元気な娘に振り回されつつも、幸せを実感しています。

ですから、あまり心配しないで前向きに希望を持ってかわいいわが子の誕生を待ちましょう。

いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。…何も思いわずらわないで、あらゆる場合に、感謝を 持ってささげる祈りと願いによって、あなた方の願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人の全ての考えに勝る神の平安が、あなた方の心と思いを キリスト・イエスにあって守ってくれます。ピリピ4:4〜7

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