081214
恵みのクリスマス
今年もクリスマスが近づいてきました。街にはクリスマスソングが流れ、イルミネーションが街路樹や建物を飾り、クリスマス商戦もたけなわになってきました。
教会でも会堂の床にワックスをかけ、窓ガラスを磨き、四方の壁に飾りを付け、講壇の説教台の上に燭台が置かれ、てっぺんに金の星を付けたクリスマスツリーも、 木の周りに様々な飾りをまとって講壇に置かれて、クリスマスの準備が整いました。
今年、教会では12月14日に子供たちのクリスマス会をし、12月18日の夜にキャンドル・ライト・サービスとクリスマス・コンサートを開催し、12月21日に クリスマス礼拝を行います。
毎年、クリスマスが来るたびに願うことは、一人でも多くの人に本当のクリスマスの意味を知って欲しいということです。
街ではクリスマスパーティが催され、お酒に酔った人たちがクラッカーを鳴らして、ニコニコ顔で「メリークリスマス」と叫びます。みんな世の煩わしさから離れ、 しばしの平安と喜びを享受しています。しかし、本当のクリスマスはそのようなしばしの楽しみ、一晩寝たらすべての煩いが再び圧し掛かってくるような儚いものでは ありません。
クリスマスとは神の御子が救い主としてこの世に生れて来て下さったことをお祝いする日です。今から2000年前、イスラエルのベツレヘムの山地で野宿していた 羊飼いたちが、飼い葉おけに寝かされた救い主に出会って変えられ、神を褒め称え、讃美しながら帰って行ったように、サラリーマンとして働いていた私も救い主に 出会って、喜びあふれる人生に180度変えられました。それで、この素晴らしい恵みを一人でも多くの人に伝えたいと牧師になりました。
クリスマスとは、神の御子があなたを愛しておられる神の存在を伝えるために人となって生まれて来て下さったことをお祝いする日です。また、クリスマスとは あなたの病、思い煩いや悩み苦しみの根底にある罪の問題を解決するために神様ご自身が来てくださった喜びの日です。
神の御子イエスは「すべて疲れた人、重荷を負って苦労している人は私のもとに来なさい。あなた方を休ませてあげよう。」と言われました。ある政治家は同じように 叫ぶかもしれません。ある慈善家も同じように語ることができるでしょうが、根本的な問題をすべて解決するのは人間の力では不可能なのです。
しかし、天地万物を造られた全能なる神様は、すべての人を愛し、すべての問題を取り除いて、私たちを真の平安と喜びで満たしたいと願っておられ、御元に来る人を 実際にそのようにしてくださるお方なのです。
このことを体験し、真の喜びの人生を得るためには、ただ傍らでこの出来事をのぞき見ているだけではできません。あなたが救い主に会うためにお近くの教会の クリスマスに実際に参加して、体験してみる必要があります。
天地を造られた神様はあなたの小さな頭の中での想像、これまでの経験や理性をはるかに超えた方です。あなたの知性のみで判断しないで、心を開いて新しい人生が 開けることを期待して、クリスマスの集会に集ってみてください。
さて、この土地に、羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた。すると、主の使いが彼らのところに来て、主の 栄光が回りを照らしたので、彼らはひどく恐れた。御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たの です。今日ダビデの町で、あなた方のために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。あなた方は、布にくるまって飼い葉おけに寝ておられる みどりごを見つけます。これが、あなた方のためのしるしです。」ルカ2:8〜12
メリークリスマス。皆さんの上に救いの恵みが注がれ、主の平安と祝福がありますようにお祈りします。