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090913

幸せな人生の秘訣

私たち人間は何のために生れて来たのでしょう。人生の目的はどこにあるのでしょう。目的のない人生は、糸の切れた凧のようです。ただ、風の吹くまま気の向く まま、どこに行くか分かりません。そこで、きょうは意義ある人生を送るために、人生の目的をしっかり考えてみましょう。

人生の目的と言っても、残念ながら、私たちの小さい頭でいくら考えても知ることはできません。古来、もっともっと、頭のいい人たちが、哲学やその他の分野で 人生の目的について追及してきましたが、確たる答えを出すことはできませんでした。

しかし、それは致し方ないことなのです。もし進化論者が言うように、人間が小さい微生物から進化してきたのだったら、私たちはたまたま生きているだけで、 もともと人生に目的とかはありえないからです。もし、本当に人間が進化して、今の私たちがあるのだったら、真面目に生きて損をする必要はありません。詐欺でも 強盗でもして、またやくざになって自分勝手に生きて、豪華な生活を楽しんだらいいのです。どうせ皆死ぬのですから。

もし、人間が進化の過程で生まれてきたのだったら、人を殺すのも、牛を殺すのも、豚を殺すのも、蚊を殺すのも一緒だということになり、そこに区別はないことに なるからです。

それではなぜ、強盗をして人を殺してお金を奪って贅沢な生活をすることを多くの人はしないのでしょうか。それは、それでは幸せになれないのを知っている からです。なぜなら、人の心には良心というものがあって、罪を犯したら罪責感に襲われ、喜びが奪われるからです。だから、あくどい事をして金を儲けて、贅沢な生活を している人を羨む必要はありません。彼らは罪によって心の平安が奪われ、外見と違ってむなしい生活をしているのですから。

また、人は同時に天国と地獄を意識します。永遠への思いなんて進化から生まれ出てくるものではありません。人の心にそれを造られたお方がおられるのです。大切な ことは、人間はただの肉体的な存在ではなくて、魂や霊を持つ、霊的な存在として生きているということです。肉体はいつか滅びますが、魂や霊は滅びません。それが 死後の裁きを恐れさせるのです。だから、人は天国や地獄を意識するのです。だから、人は強盗をしたり人を殺したりすることを躊躇するのです。

魂や霊、また心や良心というものもまた進化の過程で出来てくるものではありません。人間が存在した初めからあったものです。これらのものは偶然の中からできて くることはありません。つまり私たちが偶然生きているのではないということは、必然に生きている、いや生かされているということになります。

すると、私たちを生かしている存在があるのです。その生かしている存在が、何かの目的をもって、私たちを造られたことになります。その人間をつくった存在が 私たちを特別に霊的な存在として造り、造り主を知ることができ、交わることができるようにされたのです。

それが天地万物の創造主なる神といわれるお方です。それなのに、たくさんの人々がその事実を受け入れないで生きています。

なぜなら、神について知りうることは、彼らに明らかであるからです。それは神が明らかにされたのです。神の、目に見えない本性、 すなわち神の永遠の力と神性は、世界の創造された時からこのかた、被造物によって知られ、はっきり認められるのであって、彼らに弁解の余地はないのです。 ローマ1:19〜20

造られたものを見たら、すべてが偶然ではないと分かるでしょう。それらによって、神が目的をもって造り、生かしておられるということが当然分かるはず だからです。

たとえばそれぞれの花がきれいになろうと努力してきた結果、綺麗になったのではありません。神様がきれいにデザインされたのです。偶然にあのような綺麗に整然と 並んだ花弁にはなりません。様々な果物が少しでもおいしく栄養分を含んで食べてもらおうと努力してきたのでもない。人間や動物のために必要な栄養素を備えて 実を結ぶように造られたのです。

その創造者なる神を信じないで、自分勝手な歩みをしても糸の切れた凧のように勝手気ままにどこへでも飛んで行くか分からず、目的をもった生き方をすることは できません。神に造られた私たちは神様を神様として崇め、神を礼拝するために造られたのです。

自分の造り主、天地の創造主なる唯一の神様を知り、正しい関係を持つ時、初めて心の平安と内なる喜びを得て、真の幸せを体験できるのです。これは単なる宗教では なく事実です。真理なのです。あなたにも是非この真理を知って、幸せな人生を歩んでいただきたいと思います。


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