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091213

クリスマスって何?

今年もクリスマスがやってきます。ここ喜入町でもきれいなイルミネーションがあたりを明るく照らす家々が出現しました。また、スーパーマーケットに行くと聞きなれたクリスマスソングが流れてきます。12月になると日本の各地で、いや世界中でクリスマスを祝う様々な行事が行われます。

私共は、喜入地区のひとりでも多くの方々に本格的なゴスペルを堪能していただこうと、今年は韓国からプロのゴスペルバンド「シャイン」の方々6名を招き、少しビッグなクリスマスコンサートを企画しました。そして、この機会に真のクリスマスを体験していただきたいと切に願っています。

ここで、「真のクリスマス」というのは、残念ながら日本では多くの方々がクリスマスの本当の意味を知らないで、ただ表面的にお祭り騒ぎをしている現実をみるからです。

私の小さい頃も、クリスマスはありました。ただ、今の様にクリスマスソングが街に鳴り響いたり、イルミネーションが街を照らしたりということはありませんでしたが、それぞれの家庭で靴下を吊るして、サンタクロースのプレゼントを待つようなことはしていました。もちろんその当時はクリスマスの持つ素晴らしい意味は全く分からないままにやっていました。

そこで、今日は皆さんに本当のクリスマスの意味を知っていただきたいと思います。クリスマスというのは『クリス』すなわちクライスト(キリスト)と、『マス』すなわちミサ(礼拝)を合わせた言葉です。つまりクリスマスとはキリスト(救い主)のご降誕を喜び、礼拝することなのです。

それではなぜ救い主のご降誕を世界中でお祝いする必要があるのでしょうか?キリストの誕生と私たちと何か関わりがあるのでしょうか?この機会にそのことを考えてみましょう。

『花の命は短くて苦しきことのみ多かりき』と聞けば頷きます。また、『人生は重き荷を負って遠き道を行くがごとし』と言えば賛同します。それは人生が決して平たんな道だけではないことを体験的に知っているからです。それでは何故、人生はこの様に問題が多いんでしょうか。

それは、私たちが天地万物を創り、また私たちを生かしておられる神様がおられるのに、それを認めないで、自分たちで金や銅や木や石で神を作りそれを拝み、創り主なる神を畏れ敬うことをしないで自分勝手な道を歩んできたからです。

私たちの不幸の原因、病気の原因、呪いの原因はすべて、私たちを愛し、生かしておられる創造主なる神様から離れたことに起因します。聖書ではこのことを罪と言っています。この罪が私たちを苦しめるのです。ですから、全ての人間はこの罪の圧迫から解放される必要があるのです。それが救いです。

しかし、残念ながら私たちは自分の力や努力で自分の罪を清算することができません。そのために救い主が来てくださる必要があったのです。

その救い主が私たちの身代わりとなって、十字架で私たちの不幸や病や呪いの原因となる罪を清算して下さいました。その無限の神の愛を知り、自分の罪を悔い改めて、神に立ち返るなら、私たちは救われ、私たちが失っていた神との親しい関係に入ることができます。

神の愛と罪の赦しを体験的に受け入れるとき、私たちは全く新しくされた自分を発見するのです。神様は私たちに全き平安と心の底から湧きあがる喜び、そして祝福とを豊かに注いでくださいます。

だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。これらのことはすべて、神から出ているのです。神は、キリストによって、私たちをご自分と和解させ、また和解の務めを私たちに与えてくださいました。Uコリント5:17〜18

以前、私は救い主の話なんて昔話ぐらいにしか考えていませんでした。しかし、これが真実だと知った時、私の内に変化が起きました。心からの喜びが湧き上がってきたのです。こんな素晴らしい毎日を過ごせるのだったら、もっと早くこのことを知っていたらよかったのにと思いました。

創造主なる神様は、真の神様から離れ、勝手に苦しんでいる私たちを愛してくださり、もう一度神様との正しい関係に引き入れるために、神の御子をこの世に送ってくださり、救いの道を開いてくださったのです。

すべての人を照らすそのまことの光が世に来ようとしていた。この方はもとから世におられ、世はこの方によって造られたのに、世はこの方を知らなかった。この方はご自分の国に来られたのに、ご自分の民は受け入れなかった。しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。ヨハネ1:9〜12
神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。ヨハネ3:16

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