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小学校の運動会

10月3日(日)鹿児島県各地の小学校で運動会が決行されました。天気予報では当日の天気は曇り時々雨となっていました。しかし、決行を決定する6時ごろや 子供たちが登校する7時から7時半ごろは、一時雨の予報を疑うほどの良い天気で、日も差し始めていました。

そこで喜入小学校の運動会も、雨とか降りそうもない上天気のもとでスタート時間を早めて開会されたようでした。

私も毎朝会う子どもたちとの約束もあり、午前中の礼拝が終わったら午後の部だけでも見に駆けつける予定にしておりましたが、礼拝が始まる10時前には雷を伴った 激しい雨に代わり、落雷の影響で礼拝の途中、何度か停電するような荒れた天気になってしまいました。

この天気だったら運動会の続行を断念せざる得ないだろうな、かわいそうだなと思って恨めしげに激しく降り続く外を眺めました。もちろん、小学校では天気予報を 信頼して途中で雨が降るであろう覚悟はしておられましたが、少なくとも午前中の競技ぐらいは何とかできるのではないかと考えておられたようでした。それが予想より ずいぶん早い激しい雷雨に、止む無く競技を中断し、残りの競技は再度5日(火)の午後に継続されることにして、保護者も子供たちもそれぞれ帰途につかれたという ことでした。

さて再開日は天候にも恵まれ、運動会日和となりました。私は毎回運動会の案内をいただくのですが、日曜は礼拝やその他の用事でなかなか参加させていただくことが 出来なかったので、今回は毎朝登校時に顔を合わせる子どもたちの元気いっぱい活動する姿を見ることが出来る喜びを持って学校に急ぎました。

開始前に小学校に着くと、保護者の方々も日曜ほどではないにしても、幾分かは集まって開始を待っておられました。私は本部席に行き、校長先生に挨拶をすると、 来賓者のための机と椅子を用意して下さいました。

「先生方はお忙しいのにかえって手を煩わせてしまったかな。他の所でそっと見させていただいた方が良かったかな。」と思いながらも、校長先生と二人で特等席に 座らせていただいて、本部席から子供たちの元気いっぱいの姿を間近に見ることが出来、感謝でした。

競技が始まって、まず最初は応援合戦でした。最初に演技したのは紅組で、応援団長の雄一君が大声で指示し、演技するのを見ていると校長先生が「彼は昨年、新型 インフルエンザで運動会にでることが出来なかったので、その分も頑張っているんでしょう。」と言われたので、「そういえば、彼はそうだったな。」と昨年のことを 思い出しました。

次は白組の応援演技ですが、勇太君が応援団長として、前に立って指導している姿を見てびっくりしました。彼とは毎朝通学時に顔を合わせるのですが、どちらかと いえば大人しい性格で、そんなことをするようには思えなかったからです。

しかし、大声を出し、きびきびと行動する彼の姿を見て、また彼の違う一面を見られたようで、嬉しく、温かい気持ちになりました。どちらの応援団も随分練習 したんだろうなと思いながら子供たちの真剣な演技をじっくり見させて頂きました。

その後は各学年の徒競争です。1,2年の小さな子供たちが一生懸命走る姿に感動しました。また、5,6年の走る距離の長さに、「私たちの時もこんなに走った かな」と思いました。それにさすが上級生になると走るスピードが全然違います。私が走ったら完全に負けるなと思って見ていました。

子供たちのひたむきに走る姿に感動し、すべてにベストを尽くすことの素晴らしさと美しさを教えられました。私も神の救いの恵みを伝えることに全勢力を注げる ようになりたいと思いながら帰宅しました。

競技場で走る人たちは、みな走っても、賞を受けるのはただひとりだ、ということを知っているでしょう。ですから、あなたがたも、 賞を受けられるように走りなさい。Tコリント9:24

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