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人間関係に悩んでいる方へV

前回は、「傷つける人」=「傷ついた人」ということを、鉄球の話を使って皆さんにお話ししました。でも、自分は傷つけられたのですから、自分も 「傷ついた人」なわけです。すると、今度はあなたが人に傷をつけてしまうでしょう。

というわけで、前回の予告通り、今回は「傷のいやし方」について、お話しさせて頂きます。

さて、傷をいやすためには、どうすればいいのでしょうか。鉄球に話を戻しましょう。

傷ついた鉄球を丸くするために、あなたならどうしますか?「磨く」という方法がありますね。じゃぁ、「磨く」とはどういうことでしょうか。それは、「丸く 傷つける」ことです。痛そうですね。(笑)

つまり、いろいろ傷をつけられる体験をして、経験値を上げることです。そうすれば、丸くなります。これを世間一般に、 「大人になる」とか「(性格が)丸くなる」という言い方をします。

でも、磨くことは削ることで、削ることは「傷つける」ことなのですから、その鉄球は前より小さくなっていきますね。そして、また傷ついたら、また磨く…を 繰り返していくことになります。もし、あなたがクリスチャンではなく、自分で傷をいやそうとするなら、それしか方法はありません。

では、他に方法はないんですか?「磨く」以外に傷を治す方法は…。

それは、「溶かす」です。つまり、温める必要があります。

この方法として、2つやり方があります。一つは、他人に温めてもらう、つまり、「愛で包んでもらう」方法です。恋人とかが出来ると、傷が癒えたりしませんか? トラウマがなくなったり。それが、この方法にあたります。これは、一人ではできません。不思議なことですが、これは、「人間関係で出来た傷を、人間関係で癒す」 方法です。

しかし、これにも限度はあります。それは、温めてくれる相手も鉄球だという点です。大概の人は傷を持って大人になりますから、(幼少期に傷を受けていない人は、 「いじめ」という壁にぶつかります。傷ついた同級生から傷つけられるからです。)人間関係で癒す方法は、必ず副作用が伴います。その相手から傷を受けると、今まで 以上に傷ついてしまいます。そうやって、離婚するんじゃないでしょうか?

実は、副作用もない完全な方法が、一つだけあるんです。「変わることのない愛の中に飛び込む」方法です。じゃぁ、変わることのない愛って、何でしょうか。

わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。…イザヤ43:3a
私はこう確信しています。死も、いのちも、御使いも、権威ある者も、今あるものも、後に来るものも、力ある者も、高さも、深さも、 そのほかのどんな被造物も、私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。ローマ8:38〜39

神の愛は変わることがありません。その変わることない愛の火の中に飛び込むことが、傷をいやす一番の方法なんです。だから、あなたがその愛の中に飛び込む ために、教会に行くことを、愛を持って望みます。

次回は少し脱線して、愛の話をします。あなたが主の変わらない愛に触れることができますように。><。


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