110220
Life with Love 4
2月に入り、いよいよ受験シーズンとなりました。中学入試はほとんどが終わったようですが、高校も公立入試まで後20日を切り、大学入試は来週の週末が前期 試験です。
受験生も大変です。その受験生のために、周りは何をしてあげたらいいか分からないけど、誰よりも心配している人がいますよね。本人以上に心配してくれるのが 親というものです。
さて、愛についての3つ目は、このシーズンぴったりの受験と「親子愛」から、今回も父と娘の譬えを持ってお話しさせていただきます。
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父はどちらかといえば、子育てや教育に関しては無関心で、あまり一緒に話すという機会がなかった気がします。仕事で忙しかったこともあったのか、家に帰って からもなかなか話せず、母ほどの深い関係を父とは築けていませんでした。
高校3年生の夏。私は自分の実力ではかなり危ないところを志望校としてあげました。その時の母の驚きようはありませんでした。そしてそれから私は猛勉強を 始めました。生活のリズムは崩さず、でも、毎日の計画を立ててコツコツと勉強し始めたのです。
冬ぐらいから、父の行動がおかしくなりました。必ず私が夕食を食べ終わる10分前にトイレに行くのです。そして、私が夕食後勉強机に行くと、暖かいコーヒーが 置いてあるのです。私はコーヒー苦手だったんですが。笑
最初は父がそんなことするなんて考えもつかなかったんですが、ある日、父の留守中に母に頼まれて、父の書斎にはさみを取りに行った時、私は父の机の上に掲げて あった標語にびっくりしました。
1. ○○が合格するまで禁煙!!
2. ○○が合格するまでコーヒーを作っておく!!
3. ○○が合格するまで○○が寝るまで起きておく!!
受験後、母に聞かされたのですが、受験勉強中は父もずっと起きてて、私が寝たら毛布を掛けてあげようと、定期的にチェックしていたそうです。禁煙だけは 守れなかったようですが(笑)、他は私の受験が終わるまで続けていてくれました。
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父親の愛って不器用ですよね。笑 思わずクスってなっちゃいますけど、父親本人にとっては、仕事疲れなのに、そんなものも吹き飛ばすほど娘を心配していたん でしょう。この父にとっては、特に3つ目は、かなりの犠牲:Sufferringだったでしょう。
ちょっと今日のは伝わりづらかったですかね?笑 親の愛って、なかなか伝わらないものです。でも、愛の「犠牲」って言えば、あぁ〜、親だなぁ、って 思いませんか?
あなたを形造った方、主はこう仰せられる。「恐れるな。わたしがあなたを贖ったのだ。わたしはあなたの名を呼んだ。あなたは わたしのもの。あなたが水の中を過ぎるときも、わたしはあなたとともにおり、川を渡るときも、あなたは押し流されない。火の中を歩いても、あなたは焼かれず、 炎はあなたに燃えつかない。・・・わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」イザヤ43:1〜2,4