110417
新しい旅立ちにエールを
新学期(新年度)を迎えると、小学校への入学、あるいは中学校・高校・大学とそれぞれ新しい学校へ入学されたり、また新社会人としてそれぞれの会社に入社したり と、新しい環境での新生活をスタートされる方々が沢山おられます。
朝、街頭に立って安全指導をしていると、今年も真新しい制服に身を包み、小さな体には少し大きく見えるランドセルを背負ったぴかぴかの新1年生が上級生の お兄さんお姉さんに手をひかれて登校して来ます。
ただ、去年までのように小さな新1年生の後をぞろぞろついて歩くお母さん方や、橋の上から学校に歩いて行く我が子の姿を何時までも心配そうに見送るお母さん方の 姿は、今年は見えないようです。
子供さんを送り出されるお母さん方の不安な気持ちも分かりますが、子供さん達の成長は早く、数日でお友達と楽しそうに話しながら登校するようになって いきます。
また、先月まで小学生だった子供たちが、これも少し大きめの新しい学生服を着て、3,4人ずつ固まって中学へ向かって登校して行く姿が今年も見られます。さすがに 学生服を着ると男子も女子も急にしっかりした頼もしいお兄さんお姉さんに見えてきます。
一方、高校生になると皆、鹿児島市街地や指宿地方の高校に電車で通学するようになるので通行時間が早くなり、私が街頭に立つ前に通って行ってしまいます。つい 先日まで毎朝顔を合わせて明るく挨拶し、言葉をかけあっていた子どもたちに急に会えなくなってしまうのは、少し寂しい気がします。
それから、高校を卒業した人たちについては、誰々は東京の大学に、誰々は京都の大学に、誰々は地元の大学に進学したという噂が聞こえてきます。また、私たちの 教会員にも地元の国立大学で新しいスタートを切られる学生がおられます。
皆新しい学校で希望に燃えてしっかり学び、しっかり活動をして悔いのない学校生活を送って戴きたいと心から思います。
さらに、先日は小さいころ教会学校に来られていた方のお母様が、お陰さまで息子が就職して大分の方に行きましたと報告に来て下さいました。昨今の就職が厳しい 状況下で、全国チェーンの大きな企業に就職されたことを伺い、お一人で頑張って育てて来られたお母様もさぞかし安心されたことだろうと思います。
この時期になるとそれぞれが夢と希望に燃えて、様々な所で新生活をスタートされます。それぞれが知らない所に入って行く不安はあるでしょうが、皆前向きな希望を もって、夢に向かって大きく成長していかれることでしょう。みんなには新しい生活を精いっぱい楽しんで戴きたいと思っています。
私も日々成長する姿を見せてくれる子供たちに見習って、少しでも成長できるように、聖書からの知恵と知識を追い求めて学びを深め、また教会に来てくださる方々の 成長のためにも、頑張って行きたいと励まされております。
私たちの主であり救い主であるイエス・キリストの恵みと知識において成長しなさい。Uペテロ3:18
知恵のある人は力強い。知識のある人は力を増す。・・・わが子よ。蜜を食べよ。それはおいしい。蜂の巣の蜜はあなたの口に甘い。 知恵もあなたのたましいにとっては、そうだと知れ。それを見つけると、良い終わりがあり、あなたの望みは断たれることがない。 箴言24:5、13〜14