110703
お嫁さんの日[7月第2日曜日]
長男のお嫁さんとは婚約時代を含め、もうじき6年のお付き合いとなります。近頃はお電話でよくお話をするようになりました。1週間に多い時は2〜3度もお話します。 かつては二人の東大出の息子を持つ母親という事で、多少敬遠気味だった様ですが、最近は主婦で普通の母親なのだという事が分かって来て、話しやすくなったから なのでしょう。
私がこの1年で一番嬉しかったことは、長男夫婦が誕生日にお取り寄せNO1の朝採れ苺入りの苺大福を贈ってくれた時のことなのですが、夕食後に一個いただいて お礼の電話をすると、「お昼ごはんの後と夕食の後、今日は2つ召し上がっていただけると思っていたのに残念でした。」と言ってくれました。荷物は確かに昼前には 着いたようですが、私達夫婦はちょうどその日、出かけていたので、受け取ったのが夕食前になってしまいました。せっかく朝採れたばかりの新鮮な苺大福を美味しく 食べて戴こうと思って贈ってくれたのに、申し訳なく思うとともに、彼女の優しさに嬉しくなり、夕食後2時間してからもう1つ頂きました。そして、次の日は朝、昼、 晩と3個美味しく頂きました。
その次に嬉しかったのは、東日本大震災の後、嫁は子供たちを連れて実家の方へ避難するものと思っていましたら、教会に留めて戴いたり、お友達の家のお風呂に 入れてもらったりして、息子と一緒に被災地に留まっていてくれたことでした。息子は病院の災害対策委員として院内で大変忙しくしていたので、家族が近くにいて くれたことには大きな力を得られたものと思います。
また、彼女のことで感心したのは、ある写真を見ていて、長女の幼稚園の遠足の時の写真かと思って尋ねたら、「あ、それは皆ママ友です。」と言ったので、「え〜、 こんなに沢山ママ友がいるの?」と聞いたら、「それは一部です。」と答えました。
そういえば、彼女の近くにはいつも多くの人が集まってくるようで、お産で実家に帰っている時は「毎日毎日沢山のお友達が入れ替わり、立ち替わりお祝いに来て 下さったのですよ。」とお母様から伺いました。彼女の皆に好かれ慕われる性格には感心します。
さて、次男の所には昨年12月第1子が与えられました。東京に帰る次男の嫁を見送りに行った時、彼女が私の大好きだった黒髪をバッサリ切っているのを見て 「子育てを頑張るぞ」との意気込みを感じました。その時被っていた毛糸の帽子や、その後孫に被らせていた毛糸の帽子を見て、婚約時代次男に手編みのマフラーを 編んでくれていたのを思い出し、お嫁さんの手作りなのかなと思って見ていました。
彼女の場合は震災後、度重なる余震や計画停電のために母乳が出なくなり、それでも粉ミルクを買って頑張っていたのですが、赤ちゃんを守るために実家の国分に 帰ってきました。
長男家族が春休みを利用して鹿児島に遊びに来た時、私達は国分のデパートで彼女と会って一緒に食事をし、楽しいひと時を過ごしました。後で長男の嫁が「子供が お好きなようで我が家の子供たちにも優しく声をかけてくれていましたよね。」と言っていました。
そういえば次男の披露宴の時、「彼女は教会で子供たちとよく遊んでくれて、お世話をしてくれていました。」と言っておられた教会の方の言葉を思い出しました。
お嫁さん達は、妻として、母として、嫁として、娘として、それぞれの務めと心配りをしつつ、一歩一歩、主の娘として成長していくことだろうと思います。
麗しさはいつわり。美しさはむなしい。しかし、主を恐れる女はほめたたえられる。箴言31:30
*女性の真の麗しさ、美しさは主を畏れ敬う信仰によって成長する。