メインページ メッセージ集>アドナイ・エレ110731

110731

真理とは何か?

私たちが周りを見ると皆幸せそうに生活しています。しかし、そのようにしていても家に帰ると、また一人になると、悩みを負って苦しんでいる方が沢山おられる のです。何故でしょうか?

それは、多くの人が真理を知らないで生活しているからなのです。

「私たちは、真理に逆らっては何をすることもできず、真理のためなら、何でもできるのです。」
「そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。」聖書

真理はすべてを解決します。人生で最も大切なことは真理を知ることです。

それでは真理とは何でしょうか?

神のみ子イエス・キリストが病人を癒し、盲人の目を開け、歩けない人を歩けるようにし、その他様々な問題に苦しむ人々の問題を解決し、呪いに縛られている人々を 解放しました。そのことのゆえに多くの人々がイエス様を慕って集まるようになりました。

それに嫉妬し、自分達の立場が危うくなるのを恐れた当時の宗教家である祭司長、律法学者などはイエス様を激しく迫害し、亡き者にしようと群衆を扇動しました。 そして、ならず者を雇い、偽証を立てさせ、無理やり罪人にして、当時の支配国ローマの裁判にまでこぎつけました。

その時の裁判官・ローマ総督ピラトはイエス様が宗教家のねたみによって訴えられていることを知って、何とか助けようとします。そこで、イエス様に聞きます。 「あなたはいったい誰ですか?」。イエス様はそれに対して「私は真理を証しするために生まれ、この世に来た。」と言われました。するとピラトは「真理とは何か?」と 言いながらその場を後にしました。もし、ピラトがそこで真理について真剣に聞いていたら彼の人生は変わったことでしょう。

それでは、改めて真理とは何でしょうか?真理とは絶対的な事実のことです。そして、私たちがまず知らなければならない絶対的な事実とは、天地万物を造り、 すべてを支配しておられる神様がおられるという事実です。私たちは人間の目しか恐れません。たとえ悪事を行っても誰にも知られなかったらそれで済んでしまうと 思っているのです。しかし、主なる神様は私達のすべてを知っておられ、全ての人がやがて神の前で裁かれる時が来るのです。

子供のしつけや教育、その他何かを教える前に、まず知らなければならないことは、主なるお方の存在と、主なる神を恐れることなのです。

「主を恐れることは知識の初めである。」
「主を恐れることは知恵の初め、聖なる方を知ることは悟りである。」聖書

人は罪を犯すことによって、神様との関係が崩れて、神の存在を認められなくなってしまいました。(天地の造り主なる主・神を認めないことが最大の罪です。)

人間がどんなに強そうにしてみたところで、所詮全ての人が弱い存在であり、人は神なしでは生きられない存在なのです。どんな人でも一人になると問題を抱えて 苦しんでいるのです。

しかし、人はその解決を真の神に求めず、金や銀、石や木などで人の形や動物の形に神々を造り、それに頼るようになり、それらに解決を求めましたが、そこには 解決はありませんでした。

しかし、ここにすばらしい真理があります。神様はそのような神に反逆し、神を信ぜず自分勝手に生きる人間を愛し、私達の病や問題を解決し、救ってくださるために 神のみ子イエス・キリストをこの世に送ってくださいました。

イエス様は私たちに真理を示し、そして一人一人が神に愛されていることを教え、さらに真の神に立ち返り祝福の中を生きられるように道を開いてくださいました。

いまだかつて神を見た者はいない。父のふところにおられるひとり子の神が、神を説き明かされたのである。 ヨハネ1:17〜18

そして、イエスさまは今もあなたに言っておられるのです。

すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。 マタイ11:28

Previous(110724号)目次Next(110807号)

◇アドナイ・エレ トップへ

◇ホームへ戻る

集会案内 今週のひとこと 牧師紹介 地図 リンク集 ポリシー