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人がまず、知らなければならないこと

「あなたは何のために生きていますか?」との質問をすると、「有名になって名を残すためです。」とか「お金持ちになって優雅な生活をするためです。」とか、 あるいは「人々に様々な知識を教えるためです。」などといろいろな答えが返ってくることでしょう。

しかし、人生、生きて行く上で知らなければならない最も大切なことがあるのです。この基本的な真理が分からないと、自分がどこから来て、どこに行くのか。人生の 意義はどこにあるのか。つまり、人は何のために生きているのか知ることができません。それが分からないと的外れな人生になってしまうのです。

ですから、良い充実した人生を送るためには人生の目的をはっきり知る必要があります。そのためにどうしても知らなければならないことは、「この世界を創られ、 全てを支配しておられる神様がおられる」という事実であり、真理なのです。

神様は人が有意義で充実した人生を送ることが出来るように、私達に神様の啓示である聖書を与えられました。神様は、私たちがただ目先の喜びや楽しみ、また人より より豊かな生活をすることのみに生きているのを見て、人に啓示(聖書)を与えて、神の存在と人生の目的、真に正しい生き方等を示されたのです。その聖書は次の ように教えています。

主はこう仰せられる。「知恵ある者は自分の知恵を誇るな。つわものは自分の強さを誇るな。富む者は自分の富を誇るな。誇る者は、 ただ、これを誇れ。悟りを得て、わたしを知っていることを。わたしは主であって、地に恵みと公義と正義を行なう者であり、わたしがこれらのことを喜ぶからだ。 ――主の御告げ。――エレミヤ9:23~24

私たちがまず知らなければならないことは、私を造り私のすべての歩みを見ておられるお方がおられること。そして、主は地上に住む者に恵みを与えるお方であると 同時に、公義と正義を行う正しい裁判官であるという事を知ることです。

そして、人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっている・・・。ヘブル9:27
思い違いをしてはいけません。神は侮られるような方ではありません。人は種を蒔けば、その刈り取りもすることになります。 ガラテヤ6:7

私たちは皆神さまの前で生きています。人に知れない隠れたところでなされたことについてもすべて主の前で明らかになります。私達は皆やがて自分の生き様を 引っ提げて主の前に立ち、裁きを受けるのです。その時になって、こんなはずじゃなかったと慌てないようにしないといけません。

神を侮ってはいけません。あなたが罪を犯す時、だれにも知られなくても、あなたと神様が知っているのです。神様は公義と正義を行うお方ですから、その罪を うやむやにはされません。

私の福音によれば、神のさばきは、神がキリスト・イエスによって人々の隠れたことをさばかれる日に、行なわれるのです。 ローマ2:16

ここで言われる罪とは人間の基準で決めた犯罪、殺人や姦淫・盗み等だけではありません。創造者であり、裁判官であられる神を無視して生きてきたこと、その聖い 神の前で人を憎んだり、さげすんだり、罵ったり、うそをついたりしてきた等すべてが含まれます。今すぐ罪を悔い改めて神様を信じ、神に従う生活を始めましょう。

それとも、神の慈愛があなたを悔い改めに導くことも知らないで、その豊かな慈愛と忍耐と寛容とを軽んじているのですか。ところが、 あなたは、かたくなさと悔い改めのない心のゆえに、御怒りの日、すなわち、神の正しいさばきの現われる日の御怒りを自分のために積み上げているのです。神は、 ひとりひとりに、その人の行ないに従って報いをお与えになります。ローマ2:4~6

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