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こどもクリスマス会

12月に入っても例年になく暖かい日々が続き、一向に冬の気配が感じられない中、今年は例年より幾分早い11日(日)に子供のクリスマス会を実施いたしました。

まず、教会の集会によく出席してくれている近所の子供たちに案内を始めたのですが、なかなか良い返事が返ってきません。「クリスマス会に来てね。」「いつ?」 「12月11日だよ。」「あっ、僕行けない。サッカーの大会があるんだ。」「私もだめ。バレーの大会があるの。」

ここの子供たちは、男の子はサッカー、女の子はバレーをやってる子が多くいて、試合のある日と教会のイベントが重なると急に参加者が減ってしまいます。 残念だけど、その他の子たちに声をかけようと「クリスマス会に来てね。」と誘うと「11日か、私バスケットの大会だから行けない。」「僕はソフトボールの試合。」と いう返事。

ただでさえ参加者が少なそうなのに、バスケットやソフトボールの大会までその日にあるなんて、何という間の悪い日に企画したんだろうと思いつつチラシを 配りました。そう言う状況下で、教会学校の先生たちは、「たとえ少ない子供たちしか参加することがなくても、来てくれた子供たち一人一人を大切にしましょう。」と 話し合われたようでした。

さて、当日開始時間の15分前、パラパラと子供たちが来始めました。来た子供たちに受付でお名前と住所を書いてもらっていましたが、開始直前になると、受け付け から入り口にかけて並んで順番を待つ子供たちの姿が見られました。もちろん小さい子供たちが名前を書くのをもたついたり、住所が分からなかったりしたことも ありましたが、その出来た列にこちらが慌ててしまいました。

最終的にはそれぞれのスポーツ大会の方に行ってしまって参加できなかった小学高学年生や、お兄ちゃんお姉ちゃんの大会について行った子供たちを除いた、幼稚園と 小学低学年の子供たちを中心に36名の子供たちの参加がありました。

それも私の知らない小さい子供たちがたくさん集まって来てくれました。多くの子供たちはチラシを配った覚えも、近所で見たこともない初参加の子たちで、 どうやって教会のクリスマス会を知り、来てくれたのだろうと不思議になりました。

集会が始まり、出席者全員で「きよしこの夜」と「君は愛されるため生まれた」の賛美をしました。その後、私がプロジェクターを使って、神様の天地創造から アダムの罪、そしてその罪の世界から私達を救い出すために神のみ子イエス様が生まれて来て下さったことを伝え、その救い主のお誕生をお祝いするのが クリスマスなんだよとお話をしました。

それが終わると4つの班に分かれて、それぞれの班でマジックの練習をして、各班の代表たちが前でそれを発表しました。マジックのたねが分からない班も、すぐ 分かってしまう班もありましたが、皆熱心に発表し、見ている子供たちも良い所に楽しんでくれていました。

その後、教会学校の先生方のマジックがありました。お二人ともいつも披露しておられるので手際がよく上手で、子供たちも不思議そうにまじまじと眺めて驚いて いました。

さらに、クラビノーバの伴奏にソプラノリコーダーとアルトリコーダーの2種類のリコーダー、それにメロディーベル(ハンドベル)による教会学校の子供たちの 賛美歌の合奏がありましたが、練習時より数段上手くできていたので、子供たちの本番での強さにびっくりしました。

60~80名の子供たちが集った昔のように多くはありませんでしたが、予期せぬ子供たちの集まりに心から主に感謝しました。そして、今年も恵みの内にこども クリスマス会を終えることが出来ました。主の恵みは私達の思いをはるかに超えて働いていました。来られた子供たちに主の祝福があるようにお祈りします。

人の道は主の目の前にあり、主はその道筋のすべてに心を配っておられる。箴言5:21
あなたのしようとすることを主にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画はゆるがない。箴言16:9
人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、その人の歩みを確かなものにするのは主である。箴言5:21

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