120318
神の恵みに感謝
朝教会前の交差点に立って子供たちの登校を待ちながら、ふと後ろを見ると、沢山のつくしが土の中から頭を出しているのが見えました。また、綺麗に一面を覆って いたピンクの梅の花は既に散って、今は緑の若葉が木を覆っています。また木蓮の木もつぼみを持ち、枇杷の木は小さな実を枝の先に結んでいます。いよいよ待ち望んだ 春が来たことを実感し、明るい気持ちになってきました。
今年の冬は雪が少しちらつくことがあっても昨年のように降り積もるほどのこともなかったのに、私の身には例年になく寒く感じられました。63歳という年の せいか、あるいは精神的なものか、定かではありませんが、とにかく春がこれほど待ち遠しく感じたことは今までありませんでした。
テレビで屋根まで雪で覆われた北国の光景を見る度に、比較的あたたかい地域で過ごしていながら、寒がっている自分のふがいなさを感じるとともに、やはり南国で 良かったなとつくづく思います。しかし、厳しい寒さに耐える北国でも、あまり雪が降らない南国でも、同じように春の到来の喜びを感じられるのは、寒い冬がある からでしょう。
徐々に暖かくなって様々な植物が芽吹き、花々が咲き乱れる春、じりじりと照りつける太陽に、汗びっしょりになって活動する夏、涼しい風が吹き沢山の植物が実を 結び、美味しい果物をたくさん提供してくれる秋、そして冷たい北風にマフラーをし、ぶ厚い手袋にダウンジャンバーで身を固める冬と、四季折々を体験できることは 喜びです。
日本って素晴らしいな。地球って素晴らしいな。こんな素敵なところで生活できる恵みを心から創造主なる神に感謝したいと思います。神様はこのような素晴らしい 恵みを通して、ご自分の存在を証ししておられます。
とはいえ、ご自身のことをあかししないでおられたのではありません。すなわち、恵みをもって、天から雨を降らせ、実りの季節を与え、食物と喜びとで、あなたがたの 心を満たしてくださったのです。使徒14:17
太陽系の中で地球に最も近い自然の天体である月でさえも地球との環境は全く違います。1969年アメリカのアポロ11号のアームストロング船長が初めて月面に 足を踏み入れましたが、その時送られてきた月面の映像は殺風景な黒っぽい玄武岩の層で覆われた灰色の世界でした。
また、太陽系の惑星で地球の内側を回る金星は、二酸化炭素を主成分とする大気で覆われていて、地表温度が400度~500度にもなると言われており、生物が 住むにはかなり過酷な、いや不可能な環境です。
それでは地球のすぐ外側を回る火星はというと、地表に酸化鉄(赤さび)が大量に含まれている赤茶けた大地で、やはり二酸化炭素が主成分で、窒素、酸素、水蒸気の 痕跡は見当たらないので、タコの形をした火星人の存在もかなり厳しくなりました。
しかし、宇宙ステーションからの映像で地球を見ると、青い海で覆われ、ほかの天体とは比べ物にならない美しさに輝いています。神様は私達を愛し、私たちが平安と 喜びに満たされて過ごせるように設計し、創造されたからです。
初めに、神が天と地を創造した。地は形がなく、何もなかった。やみが大いなる水の上にあり、神の霊は水の上を動いていた。 そのとき、神が「光よ。あれ。」と仰せられた。すると光ができた。・・・神は、この光を昼と名づけ、このやみを夜と名づけられた。・・・ついで神は「大空よ。 水の間にあれ。水と水との間に区別があるように。」と仰せられた。こうして神は、大空を造り、大空の下にある水と、大空の上にある水とを区別された。・・・神は 「天の下の水は一所に集まれ。かわいた所が現われよ。」と仰せられた。するとそのようになった。・・・神が、「地は植物、種を生じる草、種類にしたがって、 その中に種のある実を結ぶ果樹を地の上に芽生えさせよ。」と仰せられると、そのようになった。第二日。創世記1:1~11