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120624

人がまず知らなければならないこと

人間が生きていく上で絶対知らなければならないことは、天地万物を創造し、人をも造り、生かしておられる神様がおられること。そして、そのお方を恐れ敬う ことです。

主を恐れることは知識の初めである。愚か者は知恵と訓戒をさげすむ。箴言1:7

そのお方は私達の隠れた行いにいたるまでの全ての行いを知っておられ、正しい裁きを行います。神は侮られる様なお方ではありません。良きにつけ悪しきにつけ 神は私達の行った行為に対して正しく報いられます。

そして、人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっている・・・ヘブル9:27
神は、ひとりひとりに、その人の行ないに従って報いをお与えになります。忍耐をもって善を行ない、栄光と誉れと不滅のものとを 求める者には、永遠のいのちを与え、党派心を持ち、真理に従わないで不義に従う者には、怒りと憤りを下されるのです。ローマ2:6~8

昔の日本には「お天と様が見ておられる。」と言う言葉がありました。良いことも悪いことも、だれにも知られていないようでも、お天と様は全てを見て知って おられるという意味です。

この教えの内には真理が含まれています。お天と様は見ていなくても、全ての人を裁く権威を持っておられるお方が、どんな隠れたことも知っておられて、やがて すべてが神の前で明らかにされ正しく報いられる時がくるという真理です。

昔の日本人はこの教えのお陰で、人が見ていようが、見ていまいが行儀正しく、秩序正しく、自制が利き、素晴らしい国民だと称賛されました。

1549年に鹿児島に来たザビエルたちにとって、進んだ西洋文化に対して東洋の国は野蛮な国との偏見があったのですが、日本の文化・習慣に、大きな驚きを 覚えたと言われています。そして、ザビエルは日本人の資質を高く評価し、日本の首都に大学をという希望をローマへ書き送ったことが今の上智大学設立に結びついたと いうことでした。

しかし、残念ながら今の日本の教育現場では「進化論」を真理として教えるようになりました。進化論は世界的には疑問や問題点が多く、あくまでも仮説として 扱われています。そして、進化論教育は、人間は偶然の産物であると教えるので、「神はいない」という思想を植え付け、その結果、不義が行われ易い社会を 造ってしまいました。

「神はいない」という教育をする共産圏の国では、罪を犯しやすい社会になってしまいがちです。映画やCDの海賊版が出回りや、ブランド商品のコピー商品が 造られ、儲かるためには多少悪いことをしても良いという傾向が現れています。

愚か者は心の中で、「神はいない。」と言っている。彼らは腐っており、忌まわしい事を行なっている。善を行なう者はいない。主は 天から人の子らを見おろして、神を尋ね求める、悟りのある者がいるかどうかをご覧になった。彼らはみな、離れて行き、だれもかれも腐り果てている。善を行なう者は いない。ひとりもいない。詩篇14:1~3

人間に耳をつけられ、目をつけられた創造者なる神様が私達の全ての行いを知っておられます。いじめや人を貶める様な事をしている人のみならずすべての人が、 すぐ悔い改めて、行いを改める必要があるのです。神はいないという人生を歩み、後で取り返しのつかないようなことになる前に、今悔い改めて本心に立ち 返りましょう。

こうして彼らは言っています。「主は見ることはない。ヤコブの神は気づかない。」気づけ。民のうちのまぬけ者ども。愚か者ども。 おまえらは、いつになったら、わかるのか。耳を植えつけられた方が、お聞きにならないだろうか。目を造られた方が、ご覧にならないだろうか。 詩篇94:7~9

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